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2005.03.04
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カテゴリ: 読書、本
 正直、フランス文学は苦手でした。この作品は、あるサイトで紹介されまして、「ユベール」と「おわり?」をキーワードとして図書館で検索したら、見事にヒットしました。作者はもともと児童文学作家として、デビューしたそうですが、この作品はその枠を越えています。日本で言うなら、「バッテリー」のあさのあつこ氏のような存在かもしれません。

 さて、これは、とても静かに父と子、生と死を見つめる作品です。衰弱していく父を見守る息子は、ある日店先で「トビ」を見つけます。どうしても飼いたい、とおもうのですが、思いの外高額をふっかけられ、悩む息子。その「トビ」を欲しいと思うあまり、素敵な物語を編み出す息子の優しさ。小さな死を重ねつつ、静かに物語は進行します。

 途中、ちょっとめげたりしましたが、読後感はとてもよいものでした。心が疲れている方、手に取ってみてはいかがでしょうか?そうそう、私はどうしても「トビ」を「とんび」と言いたくて仕方なくなってしまいました・・・。





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最終更新日  2005.03.04 05:18:48
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