北☆斗の【ホリティック←何でも^^;】HP

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2005.01.22
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知人の研究者たちが作り出した、広い交流とシェアを目指す
面白い「新企画」なので、一度はのぞいてみて下さいマセ!

@スピナビ:「スピリチュアル」語る場、ネットで提供@
    --宗教研究者の挑戦 ◇オウム事件の反省から

 オウム真理教による地下鉄サリン事件から10年、若手の宗教研究者らが学問の枠を超え、「スピリチュアリティ(霊性)」を考える場としてネットでホームページを開設した。
特定の宗教から切り離した宗教性から、精神世界、UFOまで語り合える場となっている。外に向けて動き出した研究者の活動を紹介したい。【内藤麻里子】

 ホームページは「スピリチュアル・ナビゲーター(通称スピナビ)」(http://www.spinavi.net/)。「スピリチュアルデザイン研究所」(所長、樫尾直樹・慶大助教授)が開設した。アニメ「ハウルの動く城」、宗教の勧誘、心霊スポットなど幅広いテーマで206の掲示板がある。昨年9月10日に始まり、投稿総数は1500を超えた。スピナビは関連サイトも含めると、月に100万ヒットに及ぶ。

 企画をスタートさせたのは樫尾助教授(宗教社会学)、弓山達也・大正大助教授(同)、渡辺光一・関東学院大助教授(情報科学)、田村貴紀・関東学院大非常勤講師(社会情報学)の4人。全員40代の中堅研究者だ。オウムの事件当時は30代で、信者の中核を担っていた世代でもある。

 「オウム真理教の事件で研究者は警告を発せなかったし、事件以降に現状をどう考えたらいいのかといった社会のニーズになかなか応えることが出来なかった。宗教研究の社会的責任、意義が問われた。この学問状況をどう考えるかというところから始めました」と樫尾助教授は語る。

 もちろん、この10年で論文は数多く執筆されたが、一般の目にはなかなか触れない。「研究をベースに世の役に立たなくては」と、市民、研究者、信者、宗教教団をネットワーク化し、「スピリチュアル」についての論文、知識、情報、体験、考え方をシェアしていくことが第一歩と考えた。

 一例として「宗教の勧誘について」の掲示板を紹介したい。「友人が某宗教団体に出入りしていると知り、勧誘されないかと不安」という書き込みがあった。それに対して、度重なる勧誘で友人を失った体験談、勧誘に対する厳しい意見、勧誘する人が好きなので仕方ないと思っている意見などそれぞれの体験や考え方が語られた。

 「教条的な話ではなく、また質問して答えて終わりというのではなく、議論できる場にしたい」と弓山助教授。今のところ宗教者からの積極的な書き込みはほとんどない。「宗教者がかかわらないと深みが出ないとも思う。宗教者には一個人としてかかわってもらえれば。宗教者と一般の間を取り次ぐこともこの研究所の理念です」とスタートして約4カ月の現状を語る。

 ◇関心高まる「霊性」

 スピリチュアリティ(霊性)とは、「自己を超えた何ものかとつながっており、その何ものかが自己の中、および自己と他者との間で働いている感覚(の質)」(伊藤雅之、樫尾、弓山編『スピリチュアリティの社会学』世界思想社)。伝統宗教の宗教性や聖なる感覚、ニューエイジ、精神世界といわれる潮流の精神性や世界観、新宗教を求める心性など幅広い概念だ。スピリチュアリティを感じる具体例は
宗教、オカルト、精神世界の各種セラピー(療法)からアニメーション、占いまでさまざま。

 精神世界は、かつては一部の人々の関心事だったが、今や広く浸透している。霊視や占いのテレビ番組に人気が集まり、生体エネルギー「オーラ」も普通の会話の中で使われる。「精神世界の純粋な部分が少なくなり俗化している」と精神世界に詳しい翻訳家、菅靖彦さんはみる。一方で確実な浸透ぶりも指摘する。「最近は精神世界をストレートに語るのではなく、人間の成長、子供の教育という切り口からスピリチュアルなものを提案し、受け入れられる土壌ができている」

 教育、医療・福祉、経営などの分野でもスピリチュアリティに言及される。例えば、オウム事件以降、教育現場で問題になる「特定の宗教に偏らない宗教教育の必要性」は、「スピリチュアリティの教育ということ」と弓山助教授。医療・福祉の現場でも、ターミナルケア(末期医療)の現場で「スピリチュアル・ケア」の用語が使われる。





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最終更新日  2005.01.23 00:31:12
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関心高まる「霊性」  
ubongoh  さん
北☆斗さん、こんばんわ。その通りです。関心高まる「霊性」については、わたしも、ここ数年模索志向しております。どうぞ、ヨロシク。感謝・合掌

>スピリチュアリティ(霊性)とは、「自己を超えた何ものかとつながっており、その何ものかが自己の中、および自己と他者との間で働いている感覚(の質)」(伊藤雅之、樫尾、弓山編『スピリチュアリティの社会学』世界思想社)。伝統宗教の宗教性や聖なる感覚、ニューエイジ、精神世界といわれる潮流の精神性や世界観、新宗教を求める心性など幅広い概念だ。
(2005.01.23 21:48:16)

Re:関心高まる「霊性」(01/22)  
北☆斗  さん
ubongohさん

>北☆斗さん、こんばんわ。その通りです。関心高まる「霊性」については、わたしも、ここ数年模索志向しております。どうぞ、ヨロシク。感謝・合掌

ubongohさま、初めまして、こんにちは。
早速の支持レス^^;を頂き、有難う御座いました♪
さて、インターネット大学「ふるさと人間国宝」や「ザ大学機構」は、素晴らしい企画・活動ですね!

やはり「日本」とは、ヒ(→霊=スピリチュアル)のモト(→源=オリジナル)ですから、各自の故郷や国柄を省みながら、個人と全体の、「霊性」高き関係性を再発見・構築する必要があると感じます。

また、諸外国から学ぶ謙虚な姿勢は、今後も不可欠であることは疑いえませんが、悪い所まで(悪い所だけ?)真似をする、一部のマスコミや学者、ファッション業界などの行き過ぎた「舶来信仰」は、一万円札コンビ?の聖徳太子や福沢諭吉等にも流れ、豊かな感性を保ちつつ発展をもたらしてきた、和魂洋才的な「日本の霊性」を損なう行為でしょう。

このアンバランス状態から回復するためにも、貴殿の企画と活動は、大変、頼もしく感じる次第ですので、これからも、よろしくお願い申し上げま~す。

>スピリチュアリティ(霊性)とは、「自己を超えた何ものかとつながっており、その何ものかが自己の中、および自己と他者との間で働いている感覚(の質)」・・・伝統宗教の宗教性や聖なる感覚、ニューエイジ、精神世界といわれる潮流の精神性や>世界観、新宗教を求める心性など幅広い概念だ。

西洋的個人主義の悪い所だけを真似した結果、基礎的な家族や共同体などの人間関係を軽視し、更には権利と義務、自由と責任のバランス感覚も崩して、社会の疲弊を招いているのではないでしょうか?

そのため、皆の共感を得やすく、幅の広い「霊性」感覚が求められていますが、その内容と現実は今後に続く、長く深い研究・実践の課題と存じます。
(2005.01.24 15:57:06)

スピリチュアルな時代  
彩佳☆☆  さん
はじめまして!キリバンちょっと惜しかったです。

こちらもスピリチュアル系のサイトなんですね~~

この日記はとてもとても興味深いです!!

私は元オウム信者さんと一時的に付き合っていたことがあります。
事件がある前に脱退した早稲田卒のサラリーマンでした。 (2005.02.02 11:10:24)

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