



川上音次郎夫人こと、川上貞奴である。
ウィキペディア的には《1894年、自由民権運動の活動家で書生芝居をしていた川上音二郎と結婚した》というくだりがせいぜいで、だから日本人はインターネットをやるとアホになる。
川上貞奴は、誰あろう伊藤博文の妾 であって、妾の期間も3年。飽きたのでほりだされたのではなくその後も伊藤博文が後見役同然で川上貞奴にとっての二本足つきなバンクギャランティーBank Guaranteeを陰に陽に配慮していたのだった。
川上貞奴という存在に破格の資質があったからとはいえ、伊藤博文は川上貞奴をしっかり高度利用していたとも思える。
《福澤諭吉の娘婿で「電力王」の異名をとった実業家福澤桃介(旧姓 岩崎)》と出来たあとでも伊藤博文は、 電力屋の福澤にからんでいてさえ貞奴の別荘だった「萬松園」にも名前を与え気配を隠そうともしていない。
伊藤博文と山県有朋の確執など縦軸に眺めながらも、横軸の抽象度、関係化度は近現代史認識にも必須教養だと思われる。(シャルドネ。)


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