2008年09月10日
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カテゴリ: 日本の誇り
8月15日に靖国神社に参拝できなかったので、本日参拝して来ました。

ヤスコに9.jpg

そして映画「みたまを継ぐもの」をみて来ました。
みたまを継ぐもの.jpg

上映時間 一日4回上映

10:00 /11:30 /13:00 /14:30 / 時間:1時間20

世界日報ニュースで詳しく報道していますので、頂いたメールを紹介します。

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     世界日報ニュース    

■戦後世代に語りかける「英霊顕彰」 / 9/11まで無料公開

現代青年が主人公のドラマ仕立て/遊就館で毎日4回上映

                          2008.9.9 世界日報
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長年、戦争の取材をしていた筆者にとって今年、目を見張る出来事があった。それは、沖縄戦で沖縄最後の官選知事として赴任し亡くなった兵庫県出身の島田叡あきら知事を讃たたえる顕彰碑が六月に沖縄で、八月には島田氏の母校、兵庫県立兵庫高校(神戸市長田区)に建立されたことである。
 前任の知事が米軍上陸を前に沖縄を離れて戻らなかった。逃亡したのである。
当時、大阪府内政部長だった島田氏は家族の反対に、こう語ったという。

「俺おれは死にたくないから、誰か代わりに行って死んでくれ、とは言えん」

を覚悟して赴任した島田知事は、県民の疎開や食糧の確保に奔走。リーダーとして、怯える人を励まし、業務遂行に勤しむ人々を激励した。

 沖縄ではわずか五カ月足らずだったが、その業績は「沖縄の島守」と讃えられ、語り継がれてきた。高校の同窓会が中心となり、今回の建立となったわけだが、人は長く生きることよりも、どう生きたかが人間としての勝敗を決するものであるということ、その獅子奮迅の行動が人々に与えた感動は、時間の経過の中で風化せず、かえって輝きを増すものであるということを改めて教えてくれる出来事であったと思う。

 そして、もう一つ特筆すべきは、建立されたのが、慰霊碑ではなく顕彰碑であったという点だ。戦争と言えば、すぐに「慰霊」「慰霊碑」となりがちだ。空襲などで予期せぬ死を被った人々には、慰霊がふさわしい。だが、戦って死んでいった英霊は慰霊よりも、顕彰を望んでいるはずだ。

 先の大戦で、戦場の最前線だった陸海空で散華した人も、銃後の守りに立った人たちも、立場は違え、みな戦っていた。筆者は、英霊、戦没者のためにもっと顕彰をする運動こそ必要と考える。

 さて終戦から六十三年。靖国神社は、日本において英霊顕彰の役割を果たす中核的な存在だ。だが、戦後の自由放任の風潮の中、学校では自虐的な歴史が教え込まれ、社会には「反日」団体が跋扈し、一国の首相が靖国神社に参拝すらしない現代にあって、正しく英霊顕彰を後世の人々に伝えることは至難の業と言ってよい。

 その靖国神社が「英霊の願い」を若い人たちにも理解してほしいと企画・制作して、今月から遊就館で毎日四回、上映しているのが「みたまを継ぐもの」(八十分)である。同館ではこれまでも大東亜戦争の意味や靖国神社の役割などについての映画を上映してきたが、いずれもドキュメントフィルムを用いての作品だったが、今回の作品はドラマ仕立て。

 主人公は二十五歳の青年。どう生きていけばよいか分からずに悶々としている。そんな彼が、一家離散という苦境を超えて障害者施設で明るく働く恋人と靖国神社を訪ね、先祖のことや、特攻で命をささげて逝った若者の生きざまに触れるという設定だ。

 歴史の入門編的な柔らかな構成のストーリーではあるが、監修の大原康男・國學院大學教授と脚本・監督の松田雄行氏が組んで、奥行きのある作品作りに成功している。映画の中で紹介される軍人たちが遺していった言葉が、観る者の心に刻み込まれるだろう。

 特攻の生みの親、大西瀧治郎中将の訓示。

 「この戦争は勝てぬかも知れぬ。しかし、ここで青年が起たなければ日本は滅びます。青年たちが国難に殉じていかに戦ったかという歴史を国民が記憶する限り、日本と日本人は滅びないのです」

 海軍中尉、宅島徳光。二十年四月九日、金華山沖にて殉職、二十四歳。

 「はっきり言ふ。俺はおまえを愛してゐる。俺の心の中には今ではお前よりもたいせつなものを蔵するやうになった。それはお前のやうな優しい乙女の住む国のことである。

 俺は、昨日、静かな黄昏の田畑の中でまだ顔もよく見えない遠くから俺達に頭を下げてくれた子供達のいぢらしさに強く胸を打たれたのである。もしそれがお前に対する愛よりも遥かに強いものといふなら、お前は怒るだらうか。否、俺の心を理解してくれるのだらう。

 ほんたうにあのやうな可愛い子供達のためなら生命も決して惜しくはない。(中略)俺の心にあるこの宝を持って俺は死にたい。俺は確信する。俺たちにとって、死は疑ひもなく身近の事実である。俺たちの生命は世界の動きにつづいてゐる」

 海軍大尉、佐藤 章。

 「子供も唯堂々と育て上げてくれ。所謂偉くすることもいらぬ。金持ちにする必要もない。日本の運命を負って地下百尺の捨て石となる男子を育て上げよ。小生も立派に死んでくる」

 陸軍大尉、渡辺研一。

 「何時かはあなた達の上に、光栄の平和の日々がおとづれて来ることと思ひます。その日になって私の身を以てつくしたいささかの苦労を思ひやって下されば私達は、それで本望です」

 遊就館には、歌人三井甲之の作品が掲げられている。

 ますらをのかなしきいのちつみかさねつみかさねまもる大和島根を

 数知れぬ日本人たちの「かなしきいのち」が積み重ねられ、今日の日本の「光栄の平和」が築かれていることへの感謝を忘れてはならない。

(編集委員・鴨野 守)





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最終更新日  2008年09月26日 21時09分11秒
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