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久恒啓一

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大学で明日からの授業準備をした後、話題の「蝉しぐれ」を観る。
素晴らしい映画だった。自然の映像も素晴らしいが、音楽もよかった。2時間25分、誰も席を立たない。話の展開が自然で、見どころ、山場が多い。
藤沢作品はファンが多いとのことだが、それを裏付けるかのように、シネコンの館内は人が多かった。また中年夫婦が多い。120万部売れたという原作も読みたい。藤沢の生まれ故郷の鶴岡近郊の風景、日本海の荒海、雪、桜、。
文四郎(市川染五郎)とふく(木村佳乃)の歳月を超えた恋に涙を誘われた。以下、引用。


江戸時代、下級武士の養父によって育てられた牧文四郎。彼は父を誰よりも尊敬していたが、その父は切腹の運命に遭ってしまう。謀反人の子としての汚名を着せられた文四郎は、母を助けながら、質素に暮らしていく。そこには変わらず彼に接する幼なじみたちの姿もあった。数年後、牧家は名誉回復を言い渡される。そんな中、幼い頃から想い続け、今や殿の側室となっていた、ふくが派閥闘争に巻き込まれていることを、文四郎は知るのだった。

故人となってなお、山田洋次作品などで映画界でもますます注目を集めている作家、藤沢周平。120万部を超えるロングセールスを記録している藤沢の同名小説を映画化。また新たな藤沢作品がスクリーンに登場する。構想15年をかけ、映画化を実現させた黒土監督による、日本の四季を感じさせる映像は美しく、魅力的だ。主人公の文四郎に市川染五郎。歌舞伎役者としてはもちろんのこと、舞台、テレビにと活躍を続ける彼が、時代劇においてもその存在感を発揮。観る者を惹きつける。文四郎とふくとの恋物語には、目頭を熱くする人も多いだろう。







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Last updated  2005/10/02 07:03:41 PM
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