楽しくないのに、何で笑わなあかんねん


―楽しくないのに、何で笑わなあかんねん!―

人にするのはとっても面白いけど、自分がされると非常に嫌なことと言えばたくさんあるけど、
その中に「コチョコチョ」がある。要するにくすぐることだが
(そんなこと、言い換えなくてもええやんって?)
家族なんかで、チョットいたずらにやってみるのはお互い楽しい。
お互いに「ギャー。わははははー」と笑っていられる。

しかーし。
時間がたつにつれ、くすぐられる方としては「もう、やめてぇー!!」となる。
この頃がくすぐっている方にとってはかなり気分がいい。
「やめて」と言われた時が、シテヤッタという満足感が得られる瞬間である。

しかしながら、この瞬間を越えてくすぐりつづけた時、「あはははは。こちょばいっ~!!」と
笑っていた人間に「いつまでやっとるんじゃーっ!!」と怒りの炎が灯るのだ。
ところが、くすぐったくて笑っているので、そのセリフがなかなか上手く言えない。
言っても笑っているので、怒っているようには聞こえがたい。

そのジレンマと戦っている間も容赦なくくすぐられ、
さらに「やめろ!」と怒っているのに、くすぐったいが為に笑っている。
ここでくすぐっているヤツに「そんなに笑って、楽しそうやなぁ」
なんて言われると怒りも頂点に達する。
でも、笑っているのだ。

全然楽しくないぞ。なんで怒ってるのに、笑わなあかんねん!!
世の中、不条理なことだらけだ。



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