ふくすまの空の下から・・・
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お茶会ってどんなものか・・・? 少し分かって頂けるように自分のした月釜を説明することで、お書きしております。 さて、受付で番号札を手にしましたら、まんずは「寄り付き」と言う所で、身支度をお茶席に入れるように整えます。つまり、足袋を履き替えたり、洋服でしたら白い靴下を履いたり、余分の荷物はひとまとめにして置いて、必要なものだけ持ちます。 ご連絡があってから「待合」と呼ばれる本席へ入るのを待つお部屋へ移動します。これが待合の飾りです。ここはお茶会のプロローグ的な所で、掛かっている掛け物などで、当日のお席がどういうものかが推し量れます。今回は信濃路の旅がテーマですので、賛は「しなのには月と仏とおらが蕎麦」と書いて頂き、俳画として善光寺さまを書いていただきました。以前大徳寺にいらしたお方のお筆です。 普通は掛け物だけなのですが、その下に長板を置き、春お参りに伺って求めて参りました回向柱をお飾りしました。ちょうど今年は善光寺さまのご開帳の年に当たっておりましたので・・・回向柱といっても分からないお方もおられますので、説明書をコピーして、読んで頂くように置いておきました。 あらら?なんだか正面がずれてるように見えますが・・・写真の都合ですねぇ 一番上にお座りになるお客様をお正客(おしょうきゃく)とお呼びします。お正客様にお座り頂きたい辺りに煙草盆をおきます。 ですから、あまり慣れないお方は、このような物が置かれている所から少し離れてお座りになった方が良いと思います。 今回の煙草盆は形が櫛形で、材料は神代杉です。灰と小さな炭を入れてある物は煙草に火をつけるもので「火入れ」と言います。ここは火を使ってはいけない所でしたので、黒い炭のままですが・・・それに今は禁煙の時代ですので、きせるも置いておりません。今ではお正客様の場所をお教えする為のものですね。でも色々な形がありますので、鑑賞するものです。竹は切り立ての青いものをお使いするのが丁寧です。水を入れておいて、吸い終わった煙草をぽんと落とすものです。「灰吹き」と言いますよ。わ~、こんな風に説明していたらいつになったら終るかわからなくなってしまいますね。
October 11, 2009
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