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2024年07月20日
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テーマ: 戦争遺跡(23)
カテゴリ: 戦争遺跡


印西市がまだ印西町だった頃、仕事で当地をを廻っていたころ、造成地にいくつか土塁のような遺構が散見されて「これは一体何なのか」と不思議に思っておりました。それから10数年経って、あれは印旛陸軍飛行場の無蓋掩体壕だと知って、また探しに行ったのですが、急速に発展する印西市は以前の姿とは打って変わって、かつての造成地は宅地化し新しい道路も建設されてしまい、元の位置が判らず発見できなかったのでした。最近になって無害掩体壕は1か所だけ残っており、しかも市指定史跡になっているというので見学して来ました。

場所はこちら。
https://maps.app.goo.gl/T42on6MmZotu3HhK7


U字型の土塁でその中に小型機を格納するようになっております。現在、内部に入ることは出来ません。


土塁の様子。高さは2mくらい。無蓋掩体壕とは土塁で機体を守るだけの簡易的なもので、爆風から機体を守る機能しかありません。爆弾の直撃や機銃掃射には全く歯が立ちません。その反面、素人でも簡単で安価に作れるというメリットがあります。一方、本格的な有蓋掩体壕はコンクリートで屋根もあります。


土塁の外側には堀のようなものがあります。これは防御用の堀ではなく、土塁の土を確保するために掘り出した跡です。無害掩体壕にはこのような堀状遺構が付随しているケースが多いです。


近くの公園には無害掩体壕を模したものがあります。


内部には双発ジェット機のようなものも格納されております。


こちらは昭和22年に米軍が撮影した印旛陸軍飛行場の空中写真。赤丸が無害掩体壕です。(国土地理院webのものを引用・加工した)





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最終更新日  2024年07月20日 00時00分14秒
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