リサイクルセンターオランダ也♪ママの日記

いわゆる、、喰べたかったのだろうな・・

２８歳の男だもの・・目の前に　真っ白な子羊が転がっていたら

ドカンと一発！決めたかったのだろうな～

今の時代であったら、どうだったかしら？

私は嫁ぐまでは、それだけは派であったから、

ヘンなことをしたら許さないわよオーラが出ていたはずであるが、

あのような形でもファーストキスを許した相手であったから、

チュウ　だけは　許すことがあった、

例えば、人気の無い公園の木陰とか・・

別れを惜しむ街角の街燈に照らされながら・・とか

ほんのちょっとね！それさえも無かったなんていったら

私は相当な悪意のあるカマトト、うそつきであるから

もう人生の時効もいいところなので、お話をするわけなのです。

しかし、このようなことをされる身としては正直、

非常に不本意でもありました

楽しかったデートも

この接吻を求めるぬれたような瞳に邪魔をされた感がありました

次第に、デートが憂鬱になってきました、

（煙草くさかったし・・）

初めは世間話をしていても、それですかい？目的は？

離れていれば好きなのに、一緒に散歩すると何かが重たい、

コック氏のわが子を愛する母親の事も軽やかな気持ちを重くしてくれた

女の本能か？

そう言う思いがある程度ピークになっていた頃かもしれない


職場における、わが親も巻き込む事件が起きたのだ！

その日、ゴルフ客が私にチップをくれた、初めての事だ

1万円である（当時一般月収が￥４５０００ーの時代）

なぜ？私だけ？雇い主以外からの収入　他の人達もいると言うのに

私は頑なに拒んだが、

君も頑固だな、小豆相場で儲かったから気前良く収めてくれよ！

気が付くとレストランの制服のまま　東上線の志木駅にいた、

川越の職場に帰り　食堂課の課長に顛末を話しお金を差し出した

私の中ではもうそれで後も引かない終わっていた。

仕事も終わり、いつものように帰り支度をしていると

今日は飲み会があると食堂課長から全員に招集がかかった

時間はＰＭ6時前、未成年の私も誘われた。

川越の養老の滝にてホール、調理場の人達で始まった大宴会

私は心の中に密かな決心をしていた・・・

（お酒の力を借りて）　今度こそ　あの人に・・・

私のピッチは早かった　大ジョッキ3杯飲み干した

カラになってゆくジョッキの中に歪んだコック氏の顔が見えた

気が付くと

ウエイトレスの先輩に会社の寮で介抱されていた・・・

junyちゃん、家に電話して今日は会社の寮にとまるけんって

お母さんの許可ば貰っといてやったけんね！

（いない？そうか・・・コック氏は途中から姿が無かった・・

酔った私はその気配に彼を馬鹿呼ばわりしてメートルを上げたのだ）

私の家庭は門限有り、異性交遊はご法度で有るのに

とっくに垣根を壊しておきながら

そうではない工作に日々苦労をしていたが、

ついにやっちまった・・・どの面下げて家に帰ればいいのか？

電話機がボックスに入っていた時代その扉は厚く重かった。

無断外泊は不良のする事と思っていたが　

今や張本人。　　　　　　取り返しは付かない・・

親には大人の先輩が断りの電話を入れているし

雷を食らい　心配をかけてごめんなさい、頭を下げるか・・・

心は現実逃避状態　我田引水的な考えがよぎる。

仕事は早番の為、　夜明けを待ち直接ＡＭ5時頃職場に着くと

警備員のおじさんが私を見つけ・・もうそれは半泣き。

何とかしてよ！お宅の親！！

娘を返せって！一晩中電話が掛かってきてさあ！

何ががあったの?眠れなかったんだよ、何とかしてよ～！！

それから夜家に着くまで私の頭の中は真っ白となり

記憶がありません。

親の激怒は尋常ではなかった

我が家に私の外泊中警官が来たのであった、

事の次第は　本川越交番の署員の移動が有ったが

お宅の娘さんが10円借りたままで　残された台帳に

ご返済記載が無く未成年なので様子を見に来たと言うことで、

（直ぐに思い出せなかったがお金はとっくに返済済み
たいした金額ではないと記帳せず帰ったのだ）

父は丸二日口を利いてくれなかった

間もなく　退職を　言い渡された

その辞めさせ方は強引で　私は親に売られてしまったと

噂が職場に残った。