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まどか☆マギカSS『さやかちゃんの結論』-------------------------------「ブレーメンの音楽隊って話、聞いた事有るよね、まどか」 神妙な面持ちで言ってきたのは、まどかの無二の親友で有る所の、さやかであった。もう一人の無二の親友で有る所の仁美は、今は居ない。職員室へ足を運んでいるからだ。そして、あともう一人の無二の親友、ほむらは、体調不良で欠席している。珍しい事もあるもので、学校が終わったら皆でお見舞いに行く予定だった。『無二の親友が3人』という、絶対的に矛盾を孕んだ思考をしてしまったが、まどかは特に気にしない。変えられないものなど、いくらでも有る。それらに優劣を付けられない以上、無二は無限に存在する。それはもう、無二と表現すべきものでは無いのかも知れないが、それもどうでも良かった。要はそれくらい大切なものなのだ。 昼休みも中程まで終わった頃である。 まどか、さやか、仁美。 場所は教室。まどかの席に合わせるように、さやかと仁美が集まったため、彼女達は自分の席では無く、クラスメートのそれを使用していた。もちろん、誰も文句をつけるはずも無い。 3人で昼食を済ませた後、すぐに仁美は職員室へと向かった。クラス委員長らしく、彼女の後姿はピンと張っていて、とても美しく感じられたものだ。あるいは、それこそが良家の子女としての器量を測る上で、パーセンテージとして最も高い配分を占めているとすれば、仁美の器量は天井知らずだろう。昼休みが終われば、数学の小テストが有る。仁美ならば、何時も通りに、難なくこなすのだろう。姿勢をピンと張り、美しく答案を埋め尽くし、当然の如く高得点を取るのだろう。 …………ちなみにまどかは、あまり自信が無かった。 そして、彼女を微笑みながら見送ったまどかの耳に、嘆息まじりの声で呟いたのが、先ほどのさやかで有り、その言葉で有る。「概要くらいは、知ってるけど」 首を傾げてさやかの意図を測りかねたが、それでもまどかは答えた。さやかが突発的に無意味な言動で周囲を混乱に巻き込むのは…………巻き込まれるのは決まってまどかと仁美では有ったが…………良く有る事では無いが、無い事でも無かった。慣れていると言えば慣れているし、その投げっぱなしジャーマンの様な無意味さが、有る意味心地よかったりもした。竹を割った性格を持ち合わせているさやかは、何をしても嫌味に感じない。我が儘よろしくこちらを困らせるのは、信頼の証とも言えた。「確か、ロバと犬と、猫と鶏が一致団結して悪者をやっつけて幸せになる話だよね」 まどかの、7割くらいざっくりと削った荒筋にさやかは苦笑して、「それ、擬人化したら古典的なラノベが一冊出来そうだよ、まどか」「うう、ごめん。概要も良く知らなかったかも…………」「あ、ああ。いや、ほらさ、別に間違っても無いよ。大体有ってるもん」 落ち込みかけたまどかだが、さやかに慰められ、沈みかけた心を何とか平常へ持ち直す。 そして、短めのさやかの講釈が始まった。「ブレーメンの音楽隊ってのは…………」 端的に語るなら、こうだ。 グリム童話の1つ。 年老いて処分、あるいは単に食料にされそうになったために、それぞれ別の飼い主の下から逃げ出したロバ、犬、猫、鶏。彼らは音楽隊を結成するためにブレーメンへと向かう。しかし、途中で立ち寄った山賊の小屋を悪鬼羅刹の如きハッタリで占領、幸せに暮らしましたとさ。 そういう、何と言うか身も蓋も無い結末で締めくくられる物語。「へぇー、詳しいんだね、さやかちゃん! なんだか意外だね」「ほぉ、何だい? そういうのに詳しいのは私に似合わないと言いたいのかい?」「い、いや、そういう意味じゃ…………あ、あうぅ」 さやかに肩を抱かれ、こめかみにぐりぐりと拳を押し付けられるまどか。もちろん、ポーズなので痛くもなんとも無い。ひとしきりそのじゃれ合いを楽しんだ後、さやかは席へ戻って、「いや、まあ私もグリム童話って言ったら知ってるのはそれと、あと『餓死しそうな子供達』くらいなんだけどね」 グリム童話第7版で削除されて、日本語で印刷されている筈の無い童話を知ってるのが不思議だったが、まどかもグリム童話に通じている訳では無かったので、取り敢えずスルーしておく事にした。なので、それを知っていて白雪姫をどうして知らないという突っ込みを入れる者も居なかった。まどかもさやかも、白雪姫がグリム童話で有る事すら、知らなかった。「とにかくさ、ブレーメンの音楽隊って、なんか童話にしたって矛盾だらけだよね。はっちゃけ過ぎだと、さやかちゃんは思うわけですよ」「うーん、まあそうかも。でも、童話って大体そんなものなんじゃ…………」 ヘンゼルとグレーテルも、似たような話の構成だし、とまどかが言うと、「子供の頃から思い入れがあるから、余計そう感じるのかもね」 と、気楽に返してきた。「でもねぇ、ロバと犬と、猫と鶏がだよ? 盗賊よりも頭賢くて、音楽隊組むって…………お前ら人間かって話じゃん? しかも、最終的にやってる事は盗賊と変わんないし」 子供の頃からの思い入れと聞いて、まどかには閃くものがあった。きっと、幼馴染の上条恭介に関係するのだろう。決して、口に出したりはしないが。「そこで私は思ったわけだ。もしかして、動物達のモチーフって、人間で、本当の爺さん婆さんだったんじゃ無いかってさ」「え?」「そうだよ。口減らしのために捨てられた、お爺さんとかお婆さんとか、まあとにかくそういうのだったんだよ。さやかちゃんには分かっちゃうんだよねぇ、うん」 そんな姥捨て山みたいな…………と、まどかはまたしても心中で思うだけに留めた。否定できるほど自分に知識があるわけでも無かったからだが。ブレーメンの音楽隊が何時の時代から語り継がれだしたものなのかは分からないし、その当時には、確かにそういう事実が有ったかも知れない、とも思う。「…………で、それがどうかしたの?」 話題を振ってきたからには当然、何かしらの目的が有る筈だ…………と考えるのは浅はかだ。まどかの親友の中で、さやかは意味の無い話題をスープレックスしたまま放置してしまう事が有るという娘である事は、上述の通りである。まどかもそれを十二分に承知しているので、この確認はほとんど相槌に近かった。 だから、答えが返ってくる事は期待してなかったし。 答えが返ってきて、少し驚いた。「…………いやさ、身の丈に合わないと思わない?」 さやかの声は、若干暗めのトーンを帯びていて、その面持ちは神妙で。そういえば、始めに話題を振ってきたときも、そんな感じだったか。「身の丈に、合わない?」「ブレーメンの音楽隊の世界観ってのはさ。どうも私達の世界とほとんど同じなんだって、私は思うわけよ」 机に両肘を突き、顔の前で手を上下に組み、顎をその上に乗せ、上目遣いで見てくるさやかは、何時もよりも少し、大人っぽく見えた。 童話が現実を参考にしている以上、現実から抜け出た想像上の産物である以上。それは、少しもおかしくは無い話ではあった。「人間が居て、普通に生活してて、動物達は家畜でさ。役に立たなくなったら処分ってのも、残酷に思えるし、私は許せないけど…………まあ、そういうものなんだって、我慢する」「……………………うん」 何時に無く真剣に語るさやかに、まどかも真剣に聞かなくてはいけない様な気がして、相槌にも自然と重い心が入る。心の重心を安定させて、向き直る。「つまり、この動物達はさ。普通の動物なんだよ。言葉を話すわけでも無く、直立二足歩行するわけでも無く。馬は馬で、犬は犬で、猫は猫で。鶏は鶏で」 知恵など回るはずも無く。 しかし、知恵は宿っていた。「この話じゃさ、どうしてだか人間並みに頭の良かった動物達がさ、盗賊をやつけて居場所を確保できたわけだけど」 さやかはそこで、一度嘆息した。「動物達がブレーメンにたどり着いて、素晴らしい音楽を披露してもさ…………受け入れられるはず無いよ」 だって彼らは。 人間では無く。動物だから。 見せ物にされるか、悪魔として恐れられ、殺されるか。そのどちらかだろうという事は、まどかにも容易に想像できた。それらの動物達が楽器を華麗に演奏する様は、恐ろしく異様だ。夜道で出くわせば、確実に魑魅魍魎の類だと思うだろう。「努力しても、努力しても、努力しても。報われない努力をするのは…………辛いよ」 俯いて、さやかはかすれる様な声で言った。「さやかちゃん…………」 それは誰の話? と、まどかには聞けなかった。親友でも踏み込んではならない領域が有る。それでもさやかが話してきたのは、きっと、ただ聞いてもらいたかったからなのだろう。意図を察して、飲み込んで。何かを言って欲しいなら、またサインを送ってくるのだろう。その時に、何かを言えるように、今から考えておこう。 まどかはそう思い。 そう想った。 しかし。「だから、いっそ努力しない事を、さやかちゃんは推奨したいんだよね」「へ?」 ガッ、と顔を上げて、さやかは力強く言い切って。 まどかの想いは雲散霧消した。「いや、ほらさ。結局あれじゃん。あいつら努力して無いじゃん。そんで、努力しなくても幸せ勝ち取ってるじゃん? そういう童話なんだよ、これは! だから私もそれに習って、昨日は色々と努力を放棄して、掃除とか色々してみた! さやかちゃんに舞い降りる幸運の女神様は、きっと両手じゃ足りないよ、もう」 さやかは拳を握り締めた。拳には力が篭り、力は熱を生み、熱は大気を焦がす。焦がされた大気は炎を生み、炎は炭素を酸化させ、体に良くない有害物質の発生で地球がやばい。 そんな感じの拳だった。ついでに言うと、その握り締めた拳で幸運の女神様もやばい。「さやかちゃん、数学の小テストの勉強、してないんだね」 圧倒的な閃きから生まれたまどかの核心を突いた言葉に、さやかは力なく机に突っ伏した。 してないんじゃない、努力の放棄で運気を呼び寄せる『さやかちゃん式開運法』だよ、と力無く呟いたさやかは、当然の如く小テストにやぶれたのだった。---------------------さやかちゃんまじさやさや。いや、なんか描こうと想ったら何時の間にかこんなのが描けてた。
Jun 15, 2011
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除湿機欲しいな。でも高いぜ。X-ファイルの4シーズンコンパクトボックスが届いたので、3シーズン目で残しておいた話を視聴。やばいな。やっぱり面白い。クオリティが半端無いんだよな・・・。あと、思い出補正がかかっているのかどうかは知らないけども、凄いwktkする。3シーズンだけで視聴を止めた人は多いんだろうと思われ。テレビではそこまでしか放送しなかったものね。視聴率悪かったわけじゃ無いのに。明日からは4シーズンを視聴開始しよう。4シーズン目からは大学時代に視聴したから、ちょっと記憶に新しいかも。今からジョン・ドゲットの登場が待ち遠しい。あと80話近く視聴しないと出てこないけどもね。ここからはまどか受難の一日。
Jun 14, 2011
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雨が降ってじめじめ。これが明けたら、また気温が上がるのか。今日は本の整理してた。ダンボールに適当に詰まってた奴を、種類別に分けてどうのこうの。3時間くらい休み無く続けて、腰が痛くなりましたとさ。ある程度スッキリしたけども、どうも納得いかない。ていうか、本の体積が減るわけじゃ無いから当然だけども。しかし、どう考えても無い漫画がある。ガンスリンガーガールの1~9巻まで、ネギまの1~21巻まで、天上天下の18、19、20巻、バンブーブレードの1~9巻がどっか行ってる。全部ひっくり返して調べたからこれは確か。引越しの時にどっか行っちゃったかな。大体ダンボール一つ分だから、有り得ない話じゃ無い。まあいいけど、ガンスリンガーガールは読み返そうと思ってたから、タイミング悪い。特に何も無し。
Jun 12, 2011
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蒸し暑いなあ。花咲くいろは面白そうだなあ、とか今更思ったり。まあ実際面白いんだろうけども。能登さんとか豊崎さんも出てるしね。ニコニコで有料配信してるから、一気に視ようかな。能登さんの演技が、今まで聴いたことの無い感じだったのでとても可愛い。素に近いんだろうか。正直好きだぜ。さやかちゃんでした!
Jun 11, 2011
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雨が凄い。湿気はもっと凄い。除湿機買ってこようかな。声優の川上とも子さんが亡くなられたようで。まだ40歳という若さで。この世を去られたようで。これは流石にショックだな。普通にショックだ。これからARIAを見る度に思い出すんだろうか。思い出すんだろうなあ。ネット状では色々なキャラの名前を出して、ショックだと言われている方が多い。年代によって異なり、年齢によって異なるキャラを挙げているのだ。それだけ安定して活躍されていたのだという事で、そう考えると改めて悲しいな。もっと寝かせろ。という状態。
Jun 10, 2011
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ああ・・・。寝ていました。あまりの眠気に昨日は20時ちょいに布団の中へ。いや、もちろん敷きっぱなしというわけでは無いので、自分の意思で布団を出したんですけどね。世間では機関車トーマスの実写化だったり、キティちゃんのゾンビ化だったりと公式の病気化が進行している中、マイペースに生きている私でした。落書きも起き掛けだったら力出ない。
Jun 10, 2011
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暑いなぁ。そろそろ職場がやばい温度になってきました。ハンターハンターの単行本が連続刊行という事で、どうやら仕事をする気になったらしい先生。そういえば、前回は20回分くらい連載してたんだっけか。まあ、今まで1年半くらい待ったわけですけども。ともあれ、凄い楽しみ。あのネテロ会長の死に様とか、ゴンさんとか。これを記念に、またゴンさんブームくるかな。コラが大量に作られる予感。特に何も思いつかなかった。
Jun 8, 2011
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夢ってのはどうしてああも設定を引き継ぐのだろうか。随分昔に見た夢の設定を何時まで引きずっているのだろうか。夢だからか。そうかそうか。最近、地味にツイッター始めた。使い方の意味が分からなかったけども、取りあえずストライクウィッチ-ズの声優さんとか、島本和彦さんとかフォローしてみた。そうすると、タイムラインがどうのこうのと、呟きが反映されるようになった。なるほど、これは面白い。遅れてるけども、面白い。まあ、しかしRTとかそういうのが全く分からないので、呟きを見て楽しんでるだけという。まあ、それも1つの使い方かもしれんね。この前も喜多村英梨さんに変な呟きを残して騒ぎになってましたものね。変な事はしない方が良いですね。次からようやく本編なのでした。マミさんM格好良い(M=マジ マゾ マミ)これまでで一番長くなったらどうしよう。話が1つ変わるごとにページ数が増えていったら、最終回が恐ろしいよ。
Jun 7, 2011
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うーん。暑い。今年の夏はクーラー有りの生活をしたいものです。去年は毎夜ちゃんと寝れなかった気がする。暑すぎて。京アニの新CMがまたしても宗教くさいってーので見てみたのですけど、何となく言いたい事が分かった。うん、なんとなく宗教くさかったです。またしても。前ほどじゃ無いけども。しかし、作画は流石京アニ。力の要れどころを間違っているとしか思えないほどの神作画。滑らかに決められるステップのシーンは思わず感動してしまったぜ。まあ、宗教くさく感じるのは、声優に素人・・・っていうかスタッフを起用してるからじゃ無いだろうかと思う。疾走感の有る様な綺麗な線画を描きたい。
Jun 6, 2011
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なんか、一日中だらだらした一日でした。休みだったのにねー。というか、眠気が酷いわけで。朝起きて、少しすると眠気が襲ってきます。これはそれほど酷くないのですが、ここで寝てしまうと2時間は起きないです。で、昼は13時くらいから眠たくなります。この眠気が酷い。ここで寝てしまうと、薬の効果も相まって3、4時間は寝てしまいます。そして夕方、17時頃。昼に寝ないで頑張って起きてると、ここで耐え難いほどの眠気がきます。寝ると21時まで起きません。寝るとスッキリするから良いのですが、かなり損した気分になる。仕事のある日は動き回ってるから、眠気を感じることはあまり無いのですが。うーん、薬の量が多いのかな。今回の話がギャグにするストーリーにも関わらず、若干真面目臭いのは今後の展開に必要だからだったりしたりしなかったり。ていうか、この遅筆っぷりには我ながら恐れ入るぜ。
Jun 5, 2011
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今日は暑いな・・・。本格的に奴の対策を行うべきか。黒い奴の。ジョジョ第7部。完結巻発売でした。先月の20日くらいに23巻が出て、わずか10日ちょいの駆け足で最終巻発売。気持ちを切らさずに、最後まで読みきる事ができました。怒涛の大統領戦が終了したと思ったら、それを上回るラスボスがまさかのDIOだった時の衝撃。そしてそのスタンド。変わらない超慎重思考の戦闘。普通勝てるはずの無い敵に、ジョニィが立ち向かう姿は、まさにスタンドの在り方を示していると思う。感傷に浸っているのではない。最後に見せたジョニィの微笑みは、もっと重く、深い何かだ。すでに第8部が開始しているジョジョですが、次はどんな感じで展開していくのか楽しみです。線画とか。
Jun 3, 2011
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マティルダは、事件の起こったショット・バーの入り口に立ち、ドアに手をかけた。冷たい。まるで、意図的に冷やされたかの様に、冷たい。その時点で、彼女はこの事件が、彼女の追い続ける彼の仕業だと、半ば確信していた。欧米で彼の追跡を行ってきただけに、日本でその能力が行使された可能性が有る、と聞かされた時は、欧州から日本への、数時間の特別な旅路の途中でもずっと半信半疑だったのだが。ドアの向こうは暗い。もうほとんど日が昇りかけてはいるが、それでも暗い。明かりを付けていない事と、警察が、外から店内が見えないように、窓にシートを被せたためだろう。警察はもう居ない。適当に理由を付けて追い払った。年は20代前半。氏素性も知れない、セミロングの金髪に鳶色の瞳、機械的な無表情の彼女がそうさせたのだ。警察の連中はあからさまに納得していない顔だったが、本部から命令があれば、撤退せざるを得ないのだった。マティルダ…………彼女にとっては、どうでも良い事だったが。氷のオブジェ…………いや、氷付けにされたオブジェが散乱していた。氷付けにされた死体の群れはあまりにも無造作で、何の芸術性も含意されていなかったので、その表現はオブジェという言葉に対する冒涜かもしれなかったが、一見してそう感じてしまうだけの滑稽さが、それには有った。まるで冗談の様に、人間が氷付けになって死んでいるのだから、滑稽と言わずして何と呼ぶだろうか。不気味や背徳よりも、より相応しい。しかもそれが、アルプスで発見された古代のミイラなどでは無く、ありふれたショット・バーで発見された現代のサラリーマン達で有るのだから、尚更だ。常軌を逸して滑稽だ。マティルダは、バーの中に足を踏み入れて、冷凍庫の様に室温が低下したその室内で、白い息すら吐かずに、むしろ毒気を吐いた。「間違いない。あの糞虫の仕業ね」あからさまな嫌悪感で吐き捨てる。しかし、表情は全く変わらなかった。「セシル・オードリッジ…………奴はどうしてこの街へ来たの? どうして殺人を犯したの?」マティルダは、自問する。しかし、殺人を犯した理由については、実は考える必要も無かった。彼は理由も無く人を殺す。息をするのと同じくらいの自然さで、それをやってのける。彼にとって、殺人は呼吸と同じくらい重要な事だが、取り立てて意識する程の事でも無いのだ。加えて言えば、相手が例え死んでいたとしても会話が成立すると思い込んでいる節もある。さらに加えるならば、組織に追われているはずの彼は、殺人を自重し無い。10代の前半から逃走し、数千人という途方も無い数の人間を殺害し、様々な地域にその足跡を残しているにも関わらず、これまでの10数年間、組織が彼の捕縛に成功したことは一度も無かった。その姿を発見した事はある。苛烈な攻撃によって、深手を負わせた事もある。だが、どんな状況からでも逃げ仰せ、しかし隠れる事をしない。知らないかの様に、しない。それが、セシル・オードリッジだった。だから、重要なのは、どうしてこの街へ来たか、という事だ。様々な地域に足跡を残してきた彼だが、アジア方面にはこれまで足を伸ばしていなかったはずだ。あるいはその逆で、これまでアジア方面に足を伸ばしていなかった事が異常だったのか。「この街に有ると噂されている、聖域が関係している? でも、信憑性はかなり低いし…………」 再び自問し、唇に手を当てて、思考を深めた。だが、思い出したかのように顔を上げて、「…………いや、まずはこの場所を処理するべきよね」 追うべき人物の思考を推測することはとても重要な事だが、それを一人で行う事に対する非効率性と危険性は無視できない。まずは、この場所を処理する。然る後に、この街に駐留している構成員と合流すべきだろう。 決すると、マティルダは壁に手を当てた。ひんやりと冷たく、その原因を考えると何ともおぞましいものだが、彼女にとってはすでに馴れた感覚でもあった。それだけの回数、セシル・オードリッジが殺害した人間たちの処理を行ってきたという事だが。マティルダが壁に手を当てると、不思議な事に、氷がどんどん溶け始めた。いや、消失し始めた。溶けてはいない。熱を加えて溶けたわけでは無いのだから、当然だが。その証拠に、気体も液体も発生していない。厚さ数十センチはあろうかと思われる氷だったが、見る見るうちに消失していった。何事も無かったかのように、それらの氷は消失した。初めから存在しなかったかのように、消失した。後には、大量の死体だけが残った。外傷無く、ただ眠っているだけの様に見える死体だけが。それから十数分後、そのショット・バーで大火災が発生した。警察による世間への発表では、これは単純な火災あるとされた。放火では無いと。厨房内で発生した火があっという間に大火災へと発展し、酷い泥酔状態にあった全ての客や、沈下作業に尽力した従業員達は逃げ切れず、当然の如く死亡した、とされた。稀に見る最悪の火災事故として少しの間は世間を賑わせ、マスコミによる会社への責任追及や糾弾も当然行われたが、それも不自然に消滅したのだった。「派手にやったみたいだね。あんた、後始末には何時も火を使ってるのかい?」その病室に足を踏み入れたマティルダは、1歩目でその様な事を言われ、足を止めた。少し意外だったからだ。とはいえ、機械的な無表情に変化は無い。病室は個室で、世間一般で知られる様なそれとは程遠い、ホテルの一室の様な佇まいをしていた。床はフローリングで、高級そうに見えるカーペットが敷かれており、壁紙には淡いオレンジに、可愛らしい模様がプリントされていた。調度品の類も、当然の如く良い物ばかりで、無駄に大きいプラズマテレビが壁に埋め込まれていた。欧米の最高級病院の個室の様だった。普通の人間ならば気後れしてしまい、入った瞬間に出て行きたくなる様な雰囲気が漂っていたが、マティルダにとっては特に珍しい光景でも無かったため、止めていた足を躊躇無く踏み出す。マティルダにそう言ったのは、ベッドに身を横たえる怪我人だった。それほど酷い状態には見えないし、事実そうなのかもしれない。少なくとも声の調子に不調は感じられなかった。目に見える外傷と言えば、精々が左腕の複雑骨折程度だった。わざわざ入院する必要性を感じないくらいのものだった。マティルダが意外に感じたのは、その人物の言葉では無い。その人物そのものだった。珍しい事だが、知っている顔だ。「何時も火を使っているわけでは無いわよ。頻度は高いけども。火災は世間を賑わせるけど、権力による偽装には便利だものね」肩をすくめて言うと、言われた方は世界を嘆く様に嘆息した。実際、嘆いているのかも知れない。ベッドで半身を起こしてこちらを見ているのは、組織ではミーコと呼ばれている人物で、マティルダもそう呼んでいた。そう呼べと本人に言われたからだ。「久しぶりね、ミーコ。死んだと思ってた。最後に会ったのが、1年前のあの日だったから」 久しぶり、と言いつつも、マティルダの表情はやはり無のそれであり、喜ばしさなど微塵も感じられなかった。とはいえ、ミーコもそれを気にしてはいないようで、「まあ、死んでてもおかしく無かったんだけどもね。どうにかこうにか生き延びてる」 自嘲気味に笑って、首を振った。「ま、久しぶり、マティルダ」肩までの髪の毛を後ろで一本に括り、小さな石柱を束ねた魔術具のネックレスをし、妙にやさぐれた瞳をしている。それが、マティルダの覚えているミーコの姿だったが、どうやら何一つ変わっていない様で、何よりだった。「でも、入院はしているわけね。どうして?」 マティルダが嫌味っぽく尋ねると、「数日前、はしゃいで馬鹿やっちまったってだけだよ。まあ、良い馬鹿だったと思ってるけどもね。ともあれ、そのせいでかなり衰弱しちまってね。ま、もうほとんど復調してるし、腕の方も明日には治るだろうね」 ま、名誉の負傷ってやつさ、とミーコ。そんなミーコを、マティルダは訝しげに見つめた。「……………………」「な、なんだよ」「いえ、別に? 何か、やり遂げた様な顔をしているものだから」 その指摘は間違っていないものだっただろうが、ミーコは慌てるでもなく、少し笑みを深めて、肩をすくめた。この話はこの辺りにしておこう、という合図だろう。まあ、マティルダとしては、特に追求する意味も無いし、興味もさして無いので、話を打ち切る事に抵抗は無かった。「本題に入りましょうか」マティルダは、ミーコの寝ているベッドに腰を下ろし、足を組んで頬杖を付いた。「例のショット・バーの件なんだけどね。フリージング・ベースメント…………セシル・オードリッジの仕業で間違いないわね。奴は今、この街に居る。残念な事にね」事も無げに言い放ったマティルダに、ミーコは苦虫を噛み潰したような表情を作った。面倒な事になりそうだ、とあからさまに嫌がっている顔だった。----------------------べ、別に考え無しに新キャラ増やしてるわけじゃ無いんだからね!
Jun 2, 2011
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明日は休みだ。ふと気づいたが、集中力が著しく減退している気がする。もちろん、集中する、というスイッチを入れる事で視野を狭くして、擬似的に入り込むことは出来るけども、本当の部分で出来てない気がする。どうしてこんなにもやる気が出ないのか不明だ。と、思ったけど、よく考えたら今までも無かった事は無いでも無い。うーん。変なバイオリズムが出来ているのだろうか。さやか。
Jun 1, 2011
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ああ、眠い。明日から6月か。そろそろ湿気がやばくなるアレですね。メルルのアトリエに向けて、復習その2、という事でトトリのアトリエを最プレイ。ロロナから続けてプレイすると、進化の度合いが良く分かるなあ。ゲームとして単純に面白いってのが一番ですよね。キャラの可愛さも凄いけど。システム的にはやはりトトリの方がやりやすいかな。音楽も、打ち込みじゃなくてちゃんと演奏してどうのこうのってだけあって、美しい。ていうか、岸田メルさんのイラストが綺麗過ぎて凹む。けっこう真面目に凹んだりする。うーん、ここら辺でもう一度集中的に練習しようかな。その前に小説描かないといけないってのもあるけども。漫画描いてると絵は上手くなるだろうけど、たぶんイラストはあんまり上手くならないんだよなあ。っていう愚痴。地道に頑張ろう。基本的にそれしか出来ない。だが何を描いたら良いか分からない。不明瞭だ。
May 31, 2011
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台風の影響はあっという間になくなって、よかったと言えば良かったのですが、東北の事を考えると素直に喜べないな。まどかの漫画版3巻が発売。駆け足気味の刊行でしたけど、とても満足。漫画作者ならではのアイデアとか、オリジナル要素が違和感無く溶け込んでいて、素晴らしい出来です。魔女さやかとの戦いの時、杏子が思った以上にボロボロで、ひょっとするとBD、DVDでは修正あるかもしれませんね。絵コンテ参照しながら描いたみたいなので、アニメ版ではもっとボロボロの予定だったのかも。リボンツインテほむほむとかも面白いサプライズだった。だが上条、お前は許さない。もちろん前回の続き。契約してから3日後くらい。仁美を襲った魔女は、発生のタイミング等ずれており、登場はこの後になります。
May 30, 2011
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台風、私の地域は直撃では無かったのですが、それでもかなりの暴風と横殴りの雨が。温帯低気圧に変わって、とりあえず明日に影響出そうに無くてよかった。うちの会社の決算は6月。そのせいか、上の方々が、少しでも売り上げを確保したいがために、色々な支持を出してきます。先に送ってきた支持と矛盾する支持なんて今更な話ですが、毎回毎回、重要な事柄の前にドタバタするのはどういう事だ。ていうか、支持内容が全部現場の責任問題として語ってるのが腹が立つ。さやか。メガミマガジンのインタビュー記事読んで切なくなった。ああ、せめて妄想の中だけでは、私が幸せにしよう。実に自分勝手に。
May 29, 2011
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あー。台風か。実は今日、従姉の結婚式でした。なんとか出席出来て良かったね、みたいな感じでした。そして、2度目の実は、ですが、結婚式とかいうのに出席するのは初めてだ。知人とか友達とか少ないから、そういうのに呼ばれ無いんだと思う。ていうか、同級で、当時付き合いのあった奴らはもう結婚してるのかな? わかんね。まあ、色々と勉強になる一日でした。新郎新婦にとって、最良の一日になったのなら嬉しい。ともあれ、自分がそういうのをしてるのは全然想像出来ないわけで。上記の通り、呼ぶ友人とか、地元方面では居ないわけで。まあ、連絡して、色々と準備とか手伝ってもらえたら何人かは出席してくれるかもねレベル。式を開いたとして、成立するのかどうか分からないレベル。まあ、そもそも相手が居ないからどうにもならないレベルなんですけどね。しかし、相変わらず人の集まる所はとても疲れる。簡単に線画。
May 28, 2011
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まどかBD2巻に付いてるサウンドトラック、凄いクオリティだなあと。これまでマミさんのテーマとしか言われてなかった曲に、正式な名前が与えられ(公式では最初から決まってただろうけども)、感慨深い。ていうか鳥肌がやばい。盛り上がりが半端無いもの。そして今回も修正が凄かった。だが、マミさんの運命に対する修正が入らなかった。当たり前だが。もうそろそろ大丈夫かと思って・・・まあ、そもそも何がどういう理由でどういう風に大丈夫なのかと考えたのかは不明だけれども・・・冷蔵庫に眠ったまま放置してるサルミアッキを食べてみた。凄い久しぶりに食べてみた。口に入れて、すぐに広がる塩気。しかし、すぐに何も感じなくなり、ゴムの触感へ・・・と思えばアンモニウム臭さが口中に広がり・・・ヒャッハー! こいつぁすげぇぜ! 食べる塩化アンモニウム味のタイヤだぜ!全然大丈夫じゃ無かった件について。落書き。久しぶりに色塗ろうかな。
May 27, 2011
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うう、眠い。結局、昨日はハルヒ読み切ってから寝た。でも1時くらいに読み終えたから良かった。前後編で5時間くらいだから、結構時間かかってるな・・・。550pを300分。一分に1.8Pと少し。文字数にすると、当然ページ一杯に書いてるわけじゃ無いから800~900文字くらいか。遅いなー。速読始めようかな。でもたぶん身につかないだろうな。向いてない読みかたな気がする。ともあれ、読了して一日経って、高揚感とかそういうものが少し冷めてきた所で、感想でも簡単に書こうかなと。端的に言えば最高に良かった。引き込んで引っ張っていく文章は健在で、展開もまるで予想出来ず、種明かしの段になって色々と納得させられ、途轍もない満足感を得られた。不思議な事に、5時間休み無く読書をした後なのに、まったく疲れを感じないのだ。まあ、昔は10時間くらい読んでても大丈夫だったから、そんなものかもしれないけども、それとは別種の力で支えられていた気がした。つまりは全能感だ。もちろん、そこまで大それたもので無い事は承知しているし、単にテンション上がってただけだろうけども、久しぶりの感覚で、物語の結末に対して純粋に感動しているのだ思う。さらに言えば、今後の展望も予感させられているので、それも加えられているのかもしれない。いや、しかし、映像化しないかな? これは。どうなんだろうか。してほしいな。取りあえず、消失後の短編からお願いしたい。佐々木落書き。唯になりそうな感じだったので、少し釣り目とたれ目の中間よりも少し釣り眼寄りで。そして何を思ったか無理にバランスを崩していた。
May 26, 2011
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今年の夏は、どうやら去年よりも涼しいらしい。朗報。去年は死にそうになったし。今日はまどかのBD2巻とハルヒの驚愕発売日。両方とも仕事から帰宅して、宅急便に届けてもらいました。とりあえずハルヒから消化しようと思う。何年待ったかな? 5年か。それだけ待ったんだもの。早く読みたくて仕事どころじゃ無かったのはここだけの話でも無い。という事で、まどかのBDはうめ先生の書き下ろし4コマでほっこりするだけに留めて、早速ハルヒを読み始め、先ほど上巻を読み終えた所です。これから下巻に取り掛かります。奇妙な構成で語られる驚愕は、どちらとも恐ろしい印象を与えられる。一方は直接的に。もう一方はヒタヒタと。しかし、抜群に面白い。よし、テンション上げていくか。いや、もうかなり上がってるけど。とりあえず。
May 25, 2011
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今日はなんか、えらい涼しいなーと思っていたら、たぶん明日暑くなる罠。げんしけん2代目が発売しましたね。ナンバリングは全巻の続きで10。メンバーの半数が入れ替えでどうなるのかなと思いましたけども、実質新キャラよりも以前から出ていて、あまり出番の無かったキャラの露出が増えた感じだろうか。斑目の出番がそれなりに多いのは嬉しいかな。あと、新キャラの波戸もかなり良いキャラ。矢島がリアル代表なら波戸が2次元の象徴か。ともあれ、普通に面白さが保たれているようで何よりだ。再連載で面白くなくなって、すぐ打ち切りってよくある事ですものね。らくがき。
May 24, 2011
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なんか急に寒くなってきましたが、明日はまた暑いのかな・・・。甘いものが食べたいと、朝起きてそうそう思った。休みなのに6時頃に目を覚まして、その足で水羊羹を買ってきた。本当はチョコレート的なものを食べようかと思ったのですが、何故か水羊羹。久しぶりに食べたのですが・・・いや、本当に何年ぶりだろうか・・・とても口当たりが良くて驚きました。こんなに美味しかっただろうか?と。コンビニに置いてるやつなので、そこまで上等という事は無いと思うのですが、とても美味しかった。うーん、しばらくはまりそう。そして昼は何故かアルフォートを食べた。うめぇ。アルフォートうめぇ。ていうか甘いもの最高。16Pも描いたのに内容が薄い。まあ、今回で4話目は終了です。次はギャグ回。まどかが大変な回になると思います。
May 22, 2011
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今日は暑かった・・・。21日に世界中で地震が起こって大変な事になるとどっかのキリスト教信者が予言したらしいですね。ニューヨークか。まあ、いわゆる終末ってやつか。その終末の日を予言したり、特定したりするような行為はそれ自体が異端らしいから、日本人が知る様な宗派には属してないんでしょうね。ともあれ、ニューヨーク時間であと14時間くらい。日本時間ではすでに終わっていますがね。その人は今、何を考えているのだろうと思う。少なくとも、熱心な信仰者には天国への扉が開かれるみたいな事を言っているみたいですけど、結局それって死ぬって事だよね? とかのツッコミは無しか。それと、神様も世界を終わらす段取りは、世界中の神々と話をつけてから立ててほしい。日本は800万もいらっしゃるから大変だろうな。あー。練習しないとなー。って思う様な絵。
May 21, 2011
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なんか晩飯も食べないで今の今まで寝ていた。さー仕事だ。ソウルジェム? ああ、知ってる知ってる。この前コンビニで売ってた。
May 21, 2011
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うーん。なんだろう。いまいちやる気が出ない。全てに対して。何をするにも億劫だ。億劫の語源を調べて、昔の人の厨二魂もかなりのものだと感じた。魔法少女まどか☆マギカSS--------『別に、なんとなくよ』---------------長い、とても長い赤い色の髪。彼女の性格を体現したかの様な、燃える様な髪。何時もの様にリボンで結んで、ポニーテールでしっかりと後ろに垂らす。「…………ふぅ」佐倉 杏子は嘆息して、髪の毛が崩れるのも気にせずに、柔らかいソファへといっそ投げやりに体を預けた。低反発のそれは、彼女の体をしっかりと受け止めて、心地良い感触を与えた。密かに、杏子はこの感触を気に入っていた。この部屋の家主…………巴 マミには絶対に漏らさない感想ではあるが。杏子はその体勢のまま、緑のカーペットに足を伸ばして、ぼんやりと部屋を見渡した。(…………しっかし、何時もながら、なんつーかまあ、大した部屋だよねぇ。いや、つーか有り得ねぇ)苦笑しつつ、しかし何度眺めても見事に飾られたその部屋は、マミの性格をそのまま反映したかの様に、洗練されており、感心せざるを得ない。(中学生が管理出来る様な部屋じゃねーだろ。まさか、魔法使ってんじゃねーだろぉな)ソウルジェムを穢してまで、グリーフシードを無駄遣いしてまで部屋の管理に勤しむマミの姿を想像して、それこそ有り得ない話ではあるが、似合っていなくも無い感も有ると、やはり苦笑する。微笑ましいと言えば微笑ましい。らしいと言えば、らしい。(アタシの部屋なんて、これに比べたらゴミ溜めだな)借りているホテルの部屋を思い出して、再び嘆息する。そんなどうでも良い事を考えていると、良い香りが杏子の鼻腔をくすぐった。紅茶の香り。詳しくは分からないが、マミの事だから安物では無いのだろうと、杏子は勝手に推測した。少しそわそわしているのは気のせいだと、杏子は自分に言い聞かせた。言い聞かせただけで、子供の様に期待を映した瞳までは、誤魔化し様が無いわけだが。やがて、マミは紅茶と共に、焼き菓子を楕円形の、大き目の銀皿に乗せて、こちらへ歩いてきた。それを、静かに透明なテーブルの上へと乗せる。あくまでも優雅に、湖上に浮かぶ水鳥の様に。カチャ、カチャと、テーブルと銀皿の衝突音すら深いでは無い。毎朝コテで手入れしているのだろう。両サイドの巻き髪はマミに良く似合っていた。「なぁ、マミ。今日のケーキはなんだよ」マミは杏子の問いに、柔らかい笑みを浮かべて、「チーズタルトよ」簡潔に答えた。杏子の瞳が一際輝いたのを見て、マミは嬉しそうに笑った。「な、何がおかしーんだよ」気恥ずかしそうに頬を染めながら、杏子は精一杯の反抗を見せた。しかし、その反応すらもマミにとっては嬉しいだけの様で、「ったく、調子狂うな…………」杏子はその様に悪態を付くしかなかった。しかし、心地悪くは無い。マミは暖めておいたカップに、手際良く紅茶を注いで、タルトを切り分ける。その様子を、別にそうする必要など何一つ無いのだが、何故だか一々眼で追ってしまう杏子だが、自分でその事に気が付いているのかどうかは不明だった。自分の前に並べられたケーキを、添えられたフォークなど無視して手掴みで食べる杏子は、「うめーな」と、何時も通りの反応をする。「そう」マミの方も、「良かった」微笑みながら、何時も通りの反応で返す。「嬉しい事を言ってくれたご褒美に、もう1つ食べて良いわよ」「なんだよ。あと2つ食べてもいいじゃん。まだ余ってるのによ」「貴女のそういう正直な所、私は好きよ。でも、美樹さんの分も残しておかないといけないから」「さやかも来るのか!」杏子の、隠そうともしない喜色に、マミは、ええ、と返答する。「ま、それじゃあ後1つだけで我慢しとくか。いや、別にさやかのために残しておくとか、そういうのじゃないからな」「はいはい」何故かそっぽを向きながら言う杏子の本音は、実に分かりやすかった。そして、早くも2つ目のタルトを征服し始めた杏子だが、マミの笑みに気が付いて、動きを止めた。「…………何がおかしいんだよ」先ほども同じ質問をした様な気がした。そして、先ほどは答えてもらえなかった。「別に、なんとなくよ」だが、今回は答えが返ってきた。マミにしては珍しく行儀を無視し、テーブルに肘を付けて、顎に手の甲を当てながら。なんとなくよ、と、そう答えた。「はん、なんとなくかよ」「そうよ。なんとなく」杏子は、そのなんとなくの意味が分からないでもないため、このまましばらく、あるいはずっと、そのなんとなくが続けば良いと、考えていた。明日のケーキは何だろうと、考えながら。緩やかな時の流れに身を置きながら。なんとなく、こんな日々が続けば良いのにと、なんとなく、考えていた。--------------------------今日の日記は何を書こうかと、なんとなく描き始めたので、特にオチは有りません。でも。冒頭にやる気が出ないとか書いていたにも関わらずなんとなく文章を描いている辺り、やる気が出ないってのも錯覚かもしれないと思った。QBに修行を手伝ってもらうマミさん。
May 19, 2011
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あまり体力が戻らない。ていうか目と肩と腰が痛い。体力は問題ない気がする。他人に対する礼儀ってのは大切だと思う。誰と接するときでも、常に敬意を払う事は大切だと思う。自分以外の他人が自分と同じ人間であり、同等以上の知識を有している事を前提に行動し、それを意識して他人と接することはとても大切だと思う。重複するが、それが他人に対する敬意の表れであり、最低限の礼儀でもあるからだ。会社の先輩や上司は、そのほとんどが年配のパートさんに対してタメ口である。それが駄目だとは言わない。その中に敬意が含まれていれば。だが、私見であり、かつ推測の域を出ないのだが、決して彼等は敬意を払っていない。人間としてみていない。パートタイマーとしてみている。パートさん達は当然、人間ではるが、それを意識出来ていない。認識が甘い。誰もが一人の人間である以上、尊重されるべき部分は当然あるというのに。もちろん、リーダーシップを発揮しなければならない者が、部下に対して弱気になる事は許されない。常に全員が同じ方向へ進むために、支配は必要だ。しかし、暴政は及ばない事例よりも悪い。会社人らしく、よく認識が甘いとか自覚が足りないとか、そういう講釈を垂れる上司はいくらでもいるが、正直、私から見れば誰も彼もが甘い。私も含めてだが、甘過ぎる。仕事に対する能力の問題では無いのだ。その現状に対する認識の甘さは、容易に会社を殺すぞ。心に余裕をもって、他人に少しだけ優しく出来れば良いのに、どうして誰も彼もがそれを出来ないのか。姑息な優しさが毒でしか無いと、どうして気がつかないのか。あと2Pで終わり。ほんとはあと10Pくらい使って細かに描きたいけど、時間的に無理。
May 18, 2011
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今日は休みだったのに、色々な所がしんどくてダウンしてました。ああ、勿体無い。いっそ悔しい。児玉清さんがお亡くなりになられたとか・・・。かなり驚いた。画面を凝視してしまった。アタック25は、たぶん大体の人が、一度はハマるんじゃないかと思われるだけに、誰でも驚きは同じだと思う。あの独特の喋り口調と抑揚がもう聞けないのかと思うと、寂しいものだ。落書き。
May 17, 2011
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夕方の17時30分まで休憩に行くのを忘れていた。いや、ほんとに忘れていた。昼飯だけ10分くらいで食べて、後で適当に行こうかなと思ってたらそんな時間に。ていうか、もう仕事ほとんど終わって、あと掃除して、みたいな流れだったんでどうしようかと取り合えず休憩室へ行ったら、いつの間にか50分くらい寝てた。おお、怖い怖い。そんで時間ネタその2。帰宅して20時30からゲームし始めて、そろそろ終わろうと思って携帯を見たら23時30分だった。何が起こったのか分からないが(ry3時間ずっとゲームしてたのが信じられない。昔ならいざ知らず、まさか今になってそんな長時間プレイしてしまうとは。まあ、レベルの違う人にとっては序の口なんでしょうけども。いや、ていうか1時間くらいさっくりプレイして、創作しようかなと思ってたのに、この様だよ。まあ、ハルヒの追想が思ったよりもかなり面白かったからだけども。あれだ。各キャラと次第に、再び仲良くなっていく事の達成感が凄い。線画。
May 15, 2011
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いきなり6連勤とか止めてほしいね。ううむ。ゲームをやると、どうしても目と腰と脳が疲れるな・・・。ゲームしながら漫画読みながら昼飯食べながら不自然な体制で抜群の健康を維持していた学生時代が懐かしい。あ、高校生までですけどね。うーん、でもまあ、大学時代も半日ぐらいだったら、ずっと創作できたんだけどなぁ。今は、PCとかの光が辛くなってくる。パニ障的に辛い。まあ、だいぶマシになった方ではあるけども。初めは画面が見れなかったものね。この漫画は少年漫画的なノリを推奨しています。変態淑女あけみ☆ほむらの憂鬱とか、自由にシュールなギャグ漫画も描きたくなってきた。いや、ハルヒのゲームやってたらなんとなく初めから終わりまで思いついて、だったら描かなくちゃいけないよねとか、そんなどうしようもう無い事を考えてしまったりするのだった。まあ、描かないけど。今の奴が終わるまで。
May 14, 2011
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少し涼しい感じ。でも、梅雨入りすると危険な気がする。涼宮ハルヒの追想が、昨日届いてた。昨日書こうと思ったけど、かずみとおりこで力尽きた。キャラゲーにしては良く出来てるんじゃ無いだろうか、と思ったり思わなかったり。20時間以上は普通にプレイ出来そうだから、その変は不満無し。イベントとかも、まあ基本的に一本道なのだけど、その一本の道を探すのに苦労してる今としては、特に不満な無いかなあ。そして改めて思ったけど、ハルヒのキャラはみんな良い味出してるなあと。声優さんの演技が全く変わっていないのも凄い。何だかんだと叩かれてるけど、ハルヒの声優は平野綾さんしかいないよなあ。ゲーム内容的には、実は少し不安があったけども、うん、全然面白いじゃないか。今月末には驚愕も発売されるし、テンション上げていくか。あんさや。正義だよね。
May 13, 2011
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雨が降っても、暑い。むしろ深い。いや不快。深く不快。今日はおりこマギカとかずみマギカの発売日だったので入手。おりこの方は絵柄を結構外してきてる感じ。時系列は何時なんだろう。完全パラレルかな。マミさんがシャルロッテ一人で倒してる辺り、そもそもまどか、さやかはQBに出会ってなさそう。敢えて当てはめるなら、4週目なのかね。かずみの方は今風の絵柄だなあ。こっちは良くわかんない。共通して展開してるのは魔法少女が敵っぽい感じなのかね。ていうか、かずみの方読んでたら、ソロ狩りで長期間生き残れるほど強いってのは中々無いのかなって思う。逆に考えると、かずみ達が弱すぎるってのも在るかもしんない。一体の魔女に5人がかりってのがそう見える原因なのかも。成りたてのさやかですら一人で2体倒してるから、余計。ドラクエのレベルで例えると、かずみ達は平均レベル20の集団だけども、マミさんはレベル50くらいとか。普通に魔法少女やってたらレベル35くらいはいくかもね。何の根拠も無い憶測だけど。ともあれ、どっちの作品もちょっと読みづらいのが難点ね。いや、私よりも全然巧いんだけども。らくがき杏子。早く漫画に杏子を登場させたい。そして、よくよく考えたら、もうコピー本くらいだったら余裕で出せるくらい書いてしまっている。着地点は見えているのに、そこに至るまでに時間がかかる何時もの私のペースになってて、なんとかしないとなあと思う今日この頃。
May 12, 2011
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雨が凄い。台風一号が沖縄上陸だとかなんだとか、そんな感じで。そういえば、大学のゼミから、少し前にメールが届いていて、返信して下さいみたいなのが書いてた。まあ、ちょっとした催し物の内容だったんですが、忙しくて返信忘れてた。そもそもGW中に何かしようみたいな主旨のあれだったので、行けるはずが無かったという理由もあったのですがね。せっかく同輩が親切にも送ってくれたのに、なんという不義理な蛮行。こうやって、私は人間関係を破綻させていくんだなあと思ったり。絶賛付き合いのある人間ならまだしも、もうほとんど会わない人間へのメールなんてする価値が無い、くらいに思ってしまっているのかも。だから、たぶん、小中高の私の人間関係は、もう壊滅的だろうなと思う。価値の無い関係なんて無いのにね。コマ毎にキャラの顔が違いすぎて切ない。
May 11, 2011
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とうとう扇風機を導入。外よりも室温の方が暑い。なんなのこれ。「酸素は鏡に映らない」っていう本を買ってきた。いや、ブギーポップ書いてる上遠野さんの作品で、2007年にハードカバーで発売されてたものです。今回文庫化されました。発売当時は金の無い大学生だったので、買えなかったのですが、文庫化されたので買ってしまった。読みたかったけど、なんとなくハードカバーは買いたく無いんですよね。値段的に。とまれ、文庫化されてよかった。ハードカバーとして発売され、それまで上遠野さんが出してきた出版社とは関係無かった気がするので、じゃあ完全に独立した作品なのかと言われれば、実はそうでも無いらしい。まあ、ブギーポップ読んで無いと、完全に分からない所が有るみたい。まあ、私は読んでるからまったく問題無いですけど、何も知らずに手に取った人は戸惑っただろうなあと。作画力とかいろいろ追いつかない。
May 10, 2011
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うーん、空気が夏だ。夜はまだまだ肌寒いのに。久しぶりにロロナのアトリエをプレイしたら、もうものの見事にはまった。トトリの方がシステム的にプレイしやすかったのですが、ロロナも全然悪くないなあ。ていうか、やっぱロロナ可愛過ぎだろ。門脇さんの引きづる様な演技も相俟って奇跡のキャラクターを演出している。トトリでは剣聖オルランドゥ並に活躍してくれたロロナですが(あくまで私見)、子供のころはまだまだこんなものって感じの実力。今は。うーん、しかし、相変わらず素晴らしい世界観だなあ。音楽が良いのがそれに一役買ってるんだろうけども。メルル発売前に、トトリも再プレイしとこうかな。なんだかフォト容量が足りないって話が、現実味を帯びてきてる。
May 8, 2011
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日中の室温が夏っぽかった。やばい。暑い。色々と回っているお店の1つに、高齢者の方が居る。いや、まあそんな書き方すると失礼かもしれないが、定年迎えた後のパートさんは高齢者だと思ってしまうのだ。とまれ、その方は国立の大学を出て、それなりの企業で結構なポストについていたらしいのですが、40手前で奥さんとパン屋の開業を思い立ったらしい。それで、3年間修行して開業、それから17年間店を順調に経営し続け、体力的に続けるのが難しくなってきたという理由で、店を閉めたらしい。そして、今、第3の人生として精力的にパートとして働いているのだと。とても嬉しそうに、堂々と語るのだ。子供が2人居て、孫が4人居るのだと。誇らしげに語るのだ。人生など十人十色で、何が良くて何が悪くて、何が成功で何が失敗かなど分かったものでは無いが、この方の人生は、成功の1つのモデルではないだろうか。少なくとも、彼の人間性からは余裕と自信が感じられ、余裕があるが故に謙虚でもあるのだ。尊敬すべき人物というのは、何処にでも居るのだなと、改めて実感したのでした。・・・・・・まあ、私の父親も尊敬すべき人生モデルを持った一人ですがね。最近、体調不良やらでどうも捗らない。
May 7, 2011
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あー。すげぇ疲れてる。何故だ。何もする気が起きないんじゃなくて、疲れてるから目が半開きで何も出来ない。いや、ちょっと言い過ぎた。生肉食中毒の事件で、会見時の社長のテンションが毎回違いすぎて、不謹慎ながら笑ってしまった。逆切れ会見の後の大根役者謝罪は何事かと小一時間問い詰めたい。きっと普段から偉そうにしてて、自分のことを本当に偉いんだいう勘違いをしちゃってるからここまで傲慢になれるんだろうなあ。さて、土下座までしてしまったわけだが、次は当然逆切れ会見してくれるんですよね? と不謹慎ながら期待してしまう私が居る。あ。あと、飲食店勤務の私から言わせてもらえれば、今回の事件って本当に有り得ないくらいのケースなので、普通の飲食店なら何の心配も無いね。モラルの問題だね。最近は衛生面の厳しさが凄いのです。もうなんか疲れすぎて絵に力が入らない。
May 5, 2011
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なんか昨日は眠すぎていつの間にか寝てた。基本、毎日5時間睡眠でやってるんですけど、ある日突然限界が来るのです。まど☆マギのBDが化物語を抜いて、アニメ史上最大の枚数を達成したとかなんとか。まどか勝利みたいな感じで言われてるけど、両方とも同じ会社じゃ無いか。製作陣は全然違うけども。なんかそういうスレッド見てると、当然の如く喧嘩が起こってて面白い。どっちが上でもどうでも良いのになあ。化物語も好きな私としては。まあ、でも化物語は小説で読んだ方が面白いよ。とはいえ、アニメの方もまた、地の文章をアニメに凄い巧く投影してるんだけども。とまれ、製作陣は2期やる気みたいな雰囲気になってるみたいだから、売れるのに越したことは無いね。今度は日常編をやってくれと署名運動でもしたい気分だ。中2病マミさんのSSが可愛過ぎて困る。
May 4, 2011
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うーん、睡眠不足だ。今描いてるまどマギの漫画、冷静に考えたらこれから100とか200とかの枚数を描かなくちゃいけなくなる気がしてきた。いや、確実にそうなる。プロットを軽く立てたらクリアーしなくちゃならない問題とか色々有りすぎて驚いた。軽い気持ちで始めたのにどうしてこうなった。まあ、途中で投げ出したくないから最後までやるだろうけども、果たしてどれくらいで終わるのか恐ろしくなってきた。コミスタ導入して作業の効率化を図ろうかな。・・・・・・・・。まあ、画力も上がるから良いか。うん、良い事だらけだ。やる気出てきたなー(棒でも普通にコミスタは欲しいな。マミさんニーソ。変身後だともう既に履いてたね、うん。ていうか、めだかの10巻買ってきたんだから安心院さんか球磨川を書いておけば良かった。
May 2, 2011
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昨日、創作に対する熱がどうのこうのと言ったな。あれは嘘だ。今月、従姉妹が2人、結婚する。何故同月に挙式するたし。まあ、それは置いといて。一組の方には行けそうにない。まあ、それもどうでも良いのだが、ほんとにね、アレだ。驚きだよね。時間や人生の本質ってのは、人によってかなり異なると思う。それらの本質を、誰かに聞いてみると良い。きっと誰もが答えにつまる。黙考し、あるいは熟考して出た答えは明らかに蓋然性という観点において尽く異なる。まあ、だってアレだものね。出された答えってのは存在を同定するための現象っつー名前の、経験則から導き出したものだろうから。実際聞いたこと無いので何とも言えないので、かなり妄想が含まれてる感が有るなあ。まあ良い。ともあれ、それらは本質から最も遠いものであり、きっと誰もが時間や人生の本質を無意識かで理解しているが故の空論になってしまっているんだろう。言語化出来ないレベルで抽象的だから苦労するんだろう。端的に表す事が出来る人間ってのが居たとして、その答えとして誰もが納得できるものを出せる人間ってのは恐ろしいよね。まあ、何が言いたいかってーとね。早いねーって。それだけ。時間経つの。特に書くことが無かったから、記事の水増しを図ってみただけです。色つき。オーバーニーは好きです。
May 1, 2011
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ひだまり365の流星レコードを久しぶりに聞いたら超癒された。なんだろうこの感じ。明日は休みなわけだが、さてどうしようか。何をしようか。そんな事を考えているうちに、時間が過ぎていくわけだ。するべき事は、創作と実は当然のごとく決まっているにも関わらず。朝から昼、あるいは夕方まで恐ろしいほどの眠気に襲われ、そうなる。熱がこもっていないのだろうか?たぶんそうなんだろうな、と思う。どうも妙な周期のようなものがあって、基本的に創作意欲は高いと思うのだが、それを全て脳内のハードディスクに保存してしまって、中々外へと出そうとしないのだ。これでは駄目だなあ。ある程度まとまるまで頭で整理と推敲を繰り返すのは大切だと思うが、そんなの目に見える形でやった方が良いに決まってる。しかし、上述の通り、眠くなるのだ。昼に眠くならない方法は無いだろうか。真剣にそう思う、今日この頃。たまにはニーソでも。
Apr 30, 2011
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今日からゴールデンウィークか・・・。まあ関係無いけども。なんか、急に読みたくなって傷物語を読み返してみたり。まあ、仕事の有る日に一日で読みきれる量でも無いので、電車の移動時間とか、そんな時間に。分かっては居た事だが、どうでも良い掛け合いを描かせたら凄まじい人だ、西尾維新という人は。羽川のパンツについての考察についてパンツだけで4pも語るとは圧巻の阿良々木さんです。いや、まあそんな事が言いたいんじゃ無くて。僕の人間強度は今、地に落ちたみたいな一文があるわけで、これは化物語知ってる人なら結構有名だと思う。いや、この文章で無くても、人間強度って言葉自体は。改めてこの一文を読むと、それまでの前フリとか色々考慮して、物凄い破壊力をもっていると思うわけで。いや、読んでない人には何の話か分からないだろうからあんまり語ってもどうかなとも思うけども。なんというか、実に気持ちの良い文章に感じるわけですよ。個人的に。妙にスカッとするというか。感動的ですらある。それまでの数十ページがここに集約されてるんだろうか。私の読み取り能力は結構たいした事無いので、そこら辺が分からないのは実に残念だ。こういう絵はあんまり時間かからないから楽。コッピオ・・・イタリア語で言う所のコンビみたいなもの。
Apr 29, 2011
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一転、今日は肌寒い一日。まあ、雨が降っていたものね。そういえば、今日はエルシャダイの発売日か。欲しいけども、どうしようかな。今月は従妹の結婚式が2件もあるからなあ。最近、あんまりお金が無いし無理は出来ないのだよな。でも欲しいなあ。すぐにプレイ動画上がりそうだから、それで我慢しようかな。ていうか、もう公式がニコニコにうpしかねないくらいの勢いでも良いと思う。ともあれ、これでシャダイMADが増えると嬉しいな。円環の理に導かれし少女ともえ☆マギカ。香ばしい。
Apr 28, 2011
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あー。暑い。一気に気温上がった気がする。雨も酷いし、これが上がったらもっと上がるのかね。そう言えば、昨日アマゾン先生からまどマギのBDが届いた。発売日より一日早いって、どんな判断だよ。まあ、フラゲしたわけでも無さそうだけど。作画の修正箇所って有るのかなーとか思いながら見始めたけども、最終話見てからだと1、2話だけで泣ける不思議。結局、作画の修正はマミさんの部屋が豪華になってた事しか分からなかった。まあ良いけど。付属のドラマCDは過去話。杏子の出番が無い・・・だと・・・・・・?ていうかやっぱりさやかが良い子過ぎるんだけど。OPの黒猫がまさかあんな形で関係してくるとは思いもしなかったぜ。しかし、さて、どうなんだろうか。1週目のまどかの願いがそうなのだとしたら、2、3、週目も同じなのか? 4週目でまどかが魔法少女になってなかったのは、ほむほむが先回りして助けてたからだろうか。色々と本編を補完してくれた感じのドラマCDでした。これからも期待出来るなあ。記念撮影。
Apr 27, 2011
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「バーテンダー、この…………コーラサワーというのは、どういうものなんだい?」 流暢な日本語で、彼はそう言った。問われた若いバーテンダーは、少し目を丸くして、しかし、すぐに我に返る。急に室温が下がったか? と、不審に思いながら、振り返る。何時からそこに居たのだろう。そして、他の客は何時帰ったのだろう。気が付くと、カウンター席には1人の男しか座っていなかった。その、流暢な日本語で話しかけてきた外国人の男以外は。グラスを磨くために、ほんの少し客に背を向けていただけなのに、何時の間にか店…………ショット・バーの中には、2人しか居なくなっていた。バーテンダーと、外国人の客。その2人しか。ホールの人間すら見当たらない。厨房の中に居るのだろうか。今は他の客が居ないから良いものの、一体どういうつもりなのか、とバーテンダーは憤りさえ感じた。金髪碧眼の男…………イギリス系の外国人が、少なくとも日本人には見えない外国人が、日本人の如く日本語を操るという事は、おかしい事だろうか? おかしくは無いだろうが、違和感を覚える。それは仕方が無い事だろう。常識を測る物差しは度量ではなく、単純な経験だ。外国人が日本語を流暢に操る場面を見たのなら、半数以上が驚くはずだ。だから、そういう経験が無かったバーテンダーが、日本語を日本人と同等に使いこなす外国人に驚いて、一瞬だけ仕事を忘れても、それは仕方の無いことだった。バーテンダーは少し混乱し、問われた事を頭の中で反芻して、整理する。そして、簡単な質問であった事に安堵し、コーラと蒸留酒…………日本の場合は焼酎を使用していると、一応付け加えた…………を混ぜ合わせたものだと説明した。「ああ、有り難う。日本の料理は、飲み物も含めて面白いものが多いから、語感的に理解できても、実際を想像しづらいんだ。ああ、コーラは分かるよ。私はとてもコーラが好きなんだ」笑みを浮かべて、外国人の男は言った。ここまで日本語を自在に操っておいて、それでもわからない事は多いのだな、とバーテンダーは新しい会話のネタを仕入れた事に、感謝した。もちろん、日本人だからといって、日本文化の全容を理解している人間がどれほど居るかといえば、それは甚だしく怪しい。そして、創作系の料理ならば、例え日本人でも語感から想像する事が難しいものなど、いくらでも有る。「とは言え…………僕という人間はアルコールを摂取した事が、実は無いんだけども」「は?」「これが、初めての体験という事になるね。とても、そう、胸が弾むよ」バーテンダーは怪訝な面持ちで、その外国人の男を見た。日本の酒が初めてという事では無く、酒自体が初めてなのだと、確かにその男は言った。とても未成年には見えないのだが。少なくとも20は過ぎている筈だし、かといって30を越している風には見えないから、きっとそのくらいなのだろう。外国人は、もっと酒に寛容かと思っていた。バーテンダーはそんな感想を持った。確かにその通りだ。名の知れた、ほとんどの国では、飲酒適用の年齢が日本以上に低い。名の知れていない国では尚更だろう。発展途上国ではより顕著だろう。ただ、アメリカでは、ほとんどの州法で日本国憲法以上に厳しい。だからといって、未成年の飲酒がなされていないという事では無い。州法で禁止されていようと、10代半ばで酒に溺れる人間は居る。外国の少年少女たちは、往々にして日本人の彼らよりも、もっと積極的だろうから、その比率もそれなりに高いのではないだろうか。だから、バーテンダーの考えもそれほど的外れでは無い。だが、その男は見るからに真面目な風貌をしており、人当たりの良い柔らかい笑顔を作っていた。きっと、周りの人間に飲酒を誘われても、その気になれなかった青春時代を過ごしたのだろうと、バーテンダーの中で、彼に対する好感度が少し上がった。真面目は美徳だ。大多数の日本人は、少なからずそう考えている。仕事中にも関わらず、聞かれていない事まで色々と説明して見たりもした。各種類の酒や料理について、日本式のそれを。日本語の流暢な外国人と話をするというのは、バーテンダーにとってはちょっとした非日常であり(そもそも、外国人と対面する事すら始めてだったりもした)、刺激的だったのだ。男はそれを大層快く受け取ってくれたようで、予算はいくらでも有るから、気にせずにどんどん出してくれ、とまで言ってきて、終始満足気に聞いていた。酒が初めてだというその外人は、しかし、それを感じさせない様なペースで酒を胃に流していく。一時間の間に、グラスで7杯ほど飲み乾した。そろそろ止めるべきか、とバーテンダーは思ったが、どうも酔った風には見えない。バーテンダーが知る限り、酒豪やうわばみやら、そんな風に呼ばれる人種ならば、このくらいのペースは別に不思議では無い。より多く、そしてより早く飲む人間はざらに居るだろう。だが、目の間に座っている客は、初めて酒を飲むのだ。顔に出ていないだけで、突然倒れる人間も居るだけに、油断は出来ない。やはり止めるべきだろう。この外人に色々と説明しながら酒を進めるのは楽しいが、健康を害されても困る。店の前に救急車を付けられるのはお断りしたい。「あの、お客様。お酒は、そろそろ止めておいた方が良いと思うのですが」「…………? どうして?」外国人の男は、やはり酔った様子などまるで見せずに、返答した。真顔で返答され、「お客様の健康を、損ねる可能性がございますので」ややもたつきながら、どう説明すれば良いのかと考え、ようやくそれだけを搾り出した。この外国人の男に真顔で眼を合わせられ、どうしてだか、バーテンダーは非常に落ち着かない気分になってしまったのだ。実際には、面倒ごとを避けたいだけでは有る。バーテンダーとは言え、まだまだ年若く、どちらかと言えばプライベートの方に力を入れたく、何かトラブルに発展する様な面倒だけは避けたいのだ。「ああ…………なるほど。確かに、何事も過ぎると良くない。アルコールならば、尚更だ」外国人の男は快活に笑い、「私の健康に気を使ってくれて有り難う。貴方は良い人だ」バーテンダーは握手を求められた。盛大に勘違いさせてしまい、申し訳なく思いつつも、バーテンダーはそれに応じた。やはり、酔っているのだろうか? それとも、外国人特有のオーバーリアクションだろうか? などと思いながら。その手に、バーテンダーは自分の手を合わせて。ゾッとした。その冷たさに。思わず振り払おうとしたバーテンダーだったが、ドライアイスに指が貼りついてしまったかの様に、その手は取れなかった。「本当に良い人だ。きっと御両親の教育が良かったんだろう」焦って、混乱するバーテンダーに対して、外国人の男は平然と笑みを浮かべ、「奇遇だな。私の両親も、とても良い教育で私に接してくれてね。それがとても自慢なんだ」その言葉が終わるか終わらないかのうちに。バーテンダーは全身を分厚い氷に覆われて、絶命していた。外国人の男は、バーテンダーからゆっくりと手を放し、財布を取り出した。「ご馳走様。お金はここに置いておくよ。お釣りはチップとして取っておいてくれ。ああ、日本にはチップの概念が無かったか。しかし、勝手にレジを開けるのも悪いしな…………」外国人の男は、困った風に、氷付けになって、もう動かないバーテンダーに眼をむけ、店の中を一周し始めた。一周する途中で、足元に転がっている、氷漬けになった客や店員に足が当たってしまい、その度に謝っていた。そして、再びバーテンダーの前まで戻ってくると、「ああ、じゃあ色々と教えてくれたお礼に、お釣りは君に上げるよ。店では無く、君にね。君の葬儀用の献金だと思ってくれると嬉しいな」外国人の男はそう言うと、上機嫌に去っていった。数時間後、駆けつけた救急隊員と警察は、その異様な光景に、店内の冷気以上の冷たさを覚える事となる。「サンジェルマン伯爵になりたい」「本人になりたがってどうするのよ。あと、そいつ詐欺師の線が濃厚よ」「なん…………だってぇ…………?」驚愕に顔を強張らせたヤカが、プルプルと手を震わせた。手に持ったオカルト雑誌がスルリと抜け落ち、虚しい音を立てる。リコのベッドに寝そべって本を読んでいたために、あまりよろしくない形を作って、床に落ちた。リコが本を読んでいたために、自分も難しそうな本を読んで頭を良くしてやるから後悔するな、と謎の豪語を残し、ヤカは一度帰宅した。そして、戻ってきた時に持っていたのは、彼女が愛読しているオカルト雑誌だった。それで頭が良くなるのか、と聞いたが、知らん分からんと言われては、リコも頭を抱えるしか無い。良く考えれば、ヤカが新書や選書を購入するはずも無く、リコの兄の部屋は鍵がかかっていたはずだ。その辺りで本の探索が面倒になり、父や母の部屋まで足を運ばなかったのだろう。18世紀のヨーロッパでは、当時隆盛を極めた怪しげな錬金術の効果も有り、詐欺師による詐欺事件が多発していた。自称数千年を生きたと伝えられる、タイムトラベラーにして不死の超人、サンジェルマン伯爵もまた、その様な人物の一人であった…………可能性が濃厚である。もしかしたら本当に不死の超人であり、もしかしたら現在も何処かで怪しげに活動しているのかもしれない。と、リコは心の中で付け足した。子供の頃からもそうであり、最近では顕著になって、自身の存在すら脅かしている超常現象を今現在も体感しているリコとしては、どうにも否定しきれない話では有った。ともあれ、どんな形であれ、ヤカがサンジェルマン伯爵本人になるのは不可能な話だった。騙るだけならば、もちろんいくらでも出来るだろうが。それこそ、当時の詐欺師の様に。リコの言葉にショックを受けたらしいヤカは、実はそこまでショックを受けていないようで(実際、どうでも良いのだろうが)欠伸をしながらベッドの上で仰向けになって、伸びをした。無駄に長い髪を無造作に束ねた、無駄に長いポニーテールが、最早別の生き物のようにベッドから垂れ下がっていた。見慣れた光景だが、知らない人が見たら結構ショッキングだろう。「本、片付けておいてぇ」「…………全く、本は大切に扱いなさいよ」嘆息して、床に捨て置かれたオカルト雑誌を拾い上げた。「あと、お茶とお菓子もください」「晩御飯前だから我慢しなさい」「じゃあ、晩御飯の後に来るから、用意しておいてください」「この本、ちゃんと持って帰りなさいよ。私、読まないし」イエスなのかノーなのか、本気なのか本気でないのか分からないやり取りを、ごく普通にこなしてしまう辺り、幼馴染なのだなあと、今更ながら、リコは思った。そして、何の気なしに、オカルト雑誌をペラペラとめくる。本:ネクロノミコンのせいで、ページをめくる動作が異様に上達してしまったリコだった。色々な記事が有り、古今東西を問わない、様々なオカルトネタが扱われているようだった。ページをめくる内に、その中の1記事が目に付いた。なんという事は無い。紹介されていたそのネタは、『氷漬け殺人の謎。地下室に存在した大量の遺体の呪いか?』という、他のページに記載されているオカルトネタと、ほとんど同じ様な謳い文句の見出しだった。リコはその記事が特に気になったわけでは無かった。ただ、『フリージング・ベースメントの初犯か…………。こんな特集を組まれるなんて、情報統制はどうなっているのかしら?』と、当然の様に、『知らない事実』を思っただけだった。それがどれだけ異様な事かも気づかずに、最後までページを流して、テーブルの上にオカルト雑誌を置いてから。リコは愕然とした。オカルト雑誌の、誇張されたネタにしか過ぎないはずの記事が、疑うこと無く事実だと知っていた自分に、愕然とした。
Apr 26, 2011
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うーん。なんか小腹が空いた。今週のめだかボックスも良かった。ていうか球磨川が味方になってからさらに好きになった。括弧付けた白々しい喋り方とうさんくさい笑顔が最高だ。でも、やはりすぐに終わってしまいそうな予感がある。怖いな。アニメ化したら声優さんはどんな感じになるんだろうとか勝手に妄想してるんだから、アニメ化決定まで頑張ってほしいなあ。無理かな。さやかとほむほむが対峙している間、大体こんな感じ。FFタクティクスの中でも北斗骨砕打は凶悪。
Apr 25, 2011
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窓を開けて眠るのが気持ち良い季節ですね。暁? なにそれ知らん。ニコニコ組曲の改がランキングに入ってた。再アレンジバージョンという事で。懐かしい。とても懐かしい。思えば、遠くまで来たものだと、ニコニコ基準で思ってしまった。なんだこれは。まあ、懐かしいのは確かだ。陰陽師とかハルヒとからき☆すたとか真赤な誓いとかエージェントとか、まあ他色々。実は未だに元ネタ知らないのとか有るけども、耳で覚えた事は中々忘れないらしく、流れが頭に残っていた。懐かしくなって、ボカロの流星群も久しぶりに聞いてみたら、完成度の高さに改めて驚いたよ。あの頃は良かったなんて言わないけども、お祭り騒ぎは楽しかった覚えがある。まあ、今も十分楽しいけどもね。次回。スーパー詭弁タイム。
Apr 24, 2011
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腰が痛いな。最近、どうも眼の下とかが痛くて、色々と集中出来なかったんですけども、急性副鼻腔炎とかで、花粉症の季節にはまあ、よく有るらしい。要するに蓄膿症とからしく、まあこれも正確には正しく無いらしいですけど、眼の下の空洞に膿が溜まって痛みを誘発するのだとか。結構つらいもんだなあと思ったり。体の一部分の、どうでも良い所が痛いだけで集中できなくなるとか、改めて豆腐メンタルだなあと思ったり。薬貰ったけども、抗鬱剤も飲んでるから薬の種類が一日5種類に増えた。せめてもの抵抗でジェネリックはお断りしておいた。タグ設定したらまどかが蓄膿症みたいなタグになってて吹いた。本編は終わったけども、マイペースにご都合主義のハッピーエンドを目指していきます。いや、ほんと漫画って難しいですね。短く纏めようとすればするほど、能力勝負なんだなあ。
Apr 23, 2011
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ああ・・・虚無感が酷い。あ、今回の日記はまどまぎ最終話のネタバレを激しく含みます。結局まどまぎの最終話を視聴した。最後の最後まで涙が止まらなかったぜ。巡り巡って、やり直せばやり直すほど因果の結びつきが強くなり、それこそがまどかの特異性を生み出した原因で有ると知ったほむほむは心底絶望したのだろうなあとか。まあ、そんな事はおいといて。神、空にしろしめす。なべて世はこともなし、と偉い人が言ったらしい。この文は色々と人によって解釈が異なるが、神はそこに居るだけでその存在を示し、人々を良い方向へ導く。そして、世界は平和に包まれている。とか、そういう1つの解釈を何処かで見かけた。最終的にまどかは神に等しい存在になったが、当然の如く、その存在を誰も覚えておらず、世界もまた平和に包まれていない。まるで絶望のまま終わった様にも取れるこの最終回だが、もちろん違うと思う。何故なら、まどかはそれでも絶望せず、ちょっとだけの奇跡を信じて、頑張って起こした奇跡を否定させないための存在へと成ったのだから。新しいシステムに魔女は存在しない。変わりに魔獣が存在し、魔法少女はその運命の果てに、確実に死亡する。だが、このシステムで魔法少女は絶望や呪いを振り撒かない。希望だけを見て戦い、そして散っていける。最後、ほむほむが立っていた場所は何処だろうか。どれほどの時間を戦い続けたのだろうか。きっと、マミさんや杏子も、すでに散っているのだろう。だが、絶望に満たされて、ただ1つの希望すらも無く戦っていたかつての彼女には無い強さが有ったと思う。マミさんも杏子も、絶望していなかったと信じたい。そして、それがまどかの、絶望を否定し、奇跡を肯定する魔法の結果なのだと、信じたい。・・・未放送エンディングとやらは1巻に付くのかな? それが今一番の関心事だ。落書きにも力がはいらねぇ・・・。ああ、もっと画力が有ったらなあ。
Apr 22, 2011
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昨日のしんどさが激烈だったので寝てしまった。何やら疲労が溜まっていたようで、まだ眼とか肩とか腰がしんどい。ついでに眠い。パソコン見るのが辛くなってくると、もう無理ですね。今日はまどまぎの最終話放送。ですが、テレビアンテナが旧式のもので、デジタルテレビをつなげないという欠点を放置したままここまでやってきたので、見れません。ニコニコで見るか。仕方が無い。血の涙を流すぞ。うん、まあ明日はニコニコでうp→削除の、運営との激しい攻防戦があると思うので、どれかで見れるかもね。色を塗っても詰まらない線画ができてしまった。
Apr 21, 2011
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明日も休み。そう。連休でした。右目が疲れてる。そして右肩と右首と右わき腹と右背筋がすげぇ疲れてる。こっていると言ったほうが良いかも。そのせいで作業に集中出来ない。そんなに疲れることをした覚えがないのに、この体である。アンメルツとか、血行促進の温感ブラスターとか色々やってみたけど、あんまり効果ない。うーん。せっかくの連休なのに、休めてる気がしない。そろそろ最終回放送のまどか☆まぎか。復習しとこうかな。いや、復習しておくべきだな。
Apr 19, 2011
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