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2004.08.26
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わらし仙人のメルマガで紹介されていた平野 秀典さんの
「儲けを生みだす表現力の魔法―感動は設計できる」
って本を買いました。

で、昨日読了したんですが、中で最も感動した、最後の方に書いてあったディズニーランドでのお話を、ちょっくら紹介したいです。

本人にはもちろん了解を得ていませんが、平野さんが出版する前に朝日新聞にも載っていたらしいので、まあいいっしょ(^.^)

記憶をたどって書いてますので、原文とは微妙に違いますが、ごめんなさい。


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ディズニーランドで最も人気のあるレストランの一つである「イーストサイドカフェ」での出来事。

ある若い夫婦が「イーストサイドカフェ」にディナーのため訪れました。
夫婦は二人がけの席に案内され、それぞれの料理を注文しました。

キャスト(店員のことです)が注文を取り終え立ち去ろうとすると、奥さんが

「あ、追加でお子様ランチを一つください」

ディズニーランドには、完璧なお客様マニュアルがあります。
もちろん、大人だけではお子様ランチを注文できません。

「もうしわけございません。お子様でないと、お子様ランチはご注文いただけません。」

すると、二人は顔を見合わせ、とても残念そうな表情を浮かべています。
どうしたのか、キャストが尋ねてみると、

「実は、今日は、去年亡くなった娘の誕生日なんです。私の体が弱かったせいで、娘は初めての誕生日を迎える事が出来ませんでした。
娘がお腹の中にいる時に、主人と3人で、ここのレストランに来て、
「生まれてきたらお子様ランチを食べようね」
って言ってたのですが、それも果たせませんでした。
それで今日は、娘の代わりにお子様ランチを頼んであげたくって、やってまいりました。」

言葉に詰まったキャストは、他の仲間と相談しました。
ある提案をし、他のキャスト全員の賛同を得ました。

夫婦のもとに戻ったキャストは、彼らを4人がけのテーブルに案内しました。

そして、子供用の椅子を用意し、二人の料理と、お子様ランチをテーブルの上にならべ、笑顔で言いました。

「それでは、ご家族でお楽しみください。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


泣いちゃった(^- ^)ヘ
電車の中で読んでて、「ヒクッ」ってなるくらい泣いちゃいました。

ええ話やのう・・・

こんな、粋な人間になりたいね。



泣いてたら、前の席に座ってたカップルが僕を見てヒソヒソ話してた。
多分、失恋でもしたと思ってたんでしょう。。。





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最終更新日  2004.08.26 22:30:59
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