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1996.04.02
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中国人と日本人(著者:邱永漢|出版社:中公文庫)
 雑誌「中央公論」92年11月号、93年1月号、3月号に連載したもの。
 冷静に日本人と中国人を観察しており、中国人のよくないところも数多く実例を挙げている。しかし、共産主義国家になってもワイロが横行している点などは、伝統ととらえ、それを無くそうなどとは考えていない様子。
○日本の箸の先が細いのは魚を食べるためではないかというのは面白いが、中国人も魚は食べるはず。
○日本人は職人気質、中国人は商人気質と分析。 ○中国人はチーズを食べないというのは本当か。
○天安門事件の時、多額の義援金が集まり、広場ではただで飲み食いできる状況だったため、北京市内の学生が撤退しようとしても、地方から応援に来ていた学生が反対し、惨事につながった。
○邱永漢自身は共産主義そのものには否定的だが、中国が共産主義国家になったのは必然的なことと見ている。
○日本人が中国相手に仕事をする時は、華僑をパートナーにしろというのは現実的。
○蒋経国が、国家の私物化に反対し、自分の一族が総統になることのないようにしたとは知らなかった。
○邱永漢がオーナーをしている雑誌が、政府の不正を暴いたら、行政院長が、邱永漢の友人に手を回し、その友人があとはお手柔らかにと頼んできたという。その結果どうしたのか書いてないのが残念。
○日本は会社社会で、中国は人間関係社会。





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Last updated  2006.12.29 16:34:15
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