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2007.01.09
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カテゴリ: その他の映画
 大晦日の夜の、2時間あまりの出来事を、ほとんどその時間経過そのままに時間が流れる。
 ドラマとしては、あるホテルの副支配人(役所広司)を中心に、客や従業員のさまざまな人生を描き出す。
 とにかく、登場人物が多い。しかし、いそがしくはない。
 それはおそれく、非常に長いカットで処理することが多いからだろう。
 たとえて言えば、AとBが話をしているところにCが通りかかり、AとBが去った後、CにDが話しかけ、一緒にEのとことへ行き、というような流れを1カットで見せ、カメラの視点が変わらないので映し出される人物が変わっても場面の転換が無理なく頭にはいる。
 (この展開は、まるで「水滸伝」のようだ)

 見る者を感動させようとか、勇気を与えようとか、そういう下心は全くないのが偉い。
 ばかばかしい話を大まじめに見せるという意図は成功している。
 戸田恵子演じるマネージャーが、副支配人を好きだということはすぐにわかるのだが、露骨に言葉にすることはなく、しぐさや表情でそれを見せる。それがかわいらしくさえあるから、役者というのはたいしたものだ。

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Last updated  2007.01.09 09:27:06
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Re:「THE 有頂天ホテル」 【監督・三谷幸喜。2006年】(01/09)  
川風そよこ  さん
萩本欽一さんが「おかしい事をいって笑わせちゃいけないよ、渥美さんをみな、普通の事、まじめな事言ってもおかしいでしょ」という喜劇の基本どおりの人ですね。吉本新喜劇の対極かな。 (2007.01.09 21:08:11)

Re[1]:「THE 有頂天ホテル」 【監督・三谷幸喜。2006年】(01/09)  
hongming  さん
>川風そよこさん

 まさにそこなんですよね。
 笑いのための計算が感じられる映画です。
(2007.01.10 10:32:11)

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