hongming漫筆

hongming漫筆

PR

×

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Archives

2026.06

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.01.17
XML
カテゴリ: その他の読書録
 ミネルヴァ書房。1998年8月。

 二十三歳で失明した女性が、それを受け入れ、前向きに生きてきた過程を、本人が記したもの。
 表紙には、「中途失明女性の新しい人生、その後の音景色《おとげしき》」とある。
 「音景色」については、書中で触れている。1983年に著者が出版した手記で、結婚を機に絶版にしたもの。
 家族に恵まれている、本人に教養がある、配偶者とその親も特別な人だ、と特殊な事情をあげていけばきりがない。しかし、それでも、失明を受け入れ、積極的に生きていこうとするまでには大きな葛藤があったわけだし、それを自分で客観視して記述したこの本は、同じように、突然、障害を受け入れざるを得なくなった人の参考になるだろう。
 印象深いことはいろいろある。
 「見えるようになった」という夢を見なくなったことが障害受容を象徴していたそうだ。
 家族に恵まれているのは確かだが、世話をしてくれた兄の結婚相手は、「目の見えない妹さんの面倒はみない」と言い、また、自分より妹の方を大切にしているように感じ、軋轢が生じている。
 その結果、大きな悲劇が訪れることになる。
 「公の場で障害者を拒否すると、大きな社会問題になるのですが、家庭のなかで拒否されることは問題として取り上げられないのです。(p184)というのは、経験者でなければいえないことだ。
 また、視覚障害者が直面する問題として、家電選びがある。
 洗濯機も炊飯器もソフトタッチスイッチのものばかりで、視覚障害者にはスイッチを入れたかどうか確認できない。
 昔はダイヤル式だったのだから、技術的に作れないはずがない。
 年配者にも、ダイヤル式の方がわかりやすいはずだ。
 企業には、見た目より実用性に目を向けてもらいたい。

 弱視のための 大活字本 もでている。


楽天ブログランキング

輾転反側掲示板 」へどうぞ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.18 09:26:15
コメント(0) | コメントを書く
[その他の読書録] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: