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2007.12.04
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 その存在はもちろん知っていたが、ちゃんと見たことがなかった。
 深夜に放送されたのを録画して鑑賞。
 いやあ、これは驚いた。
 とにかく、主題歌に驚かされる。
 グループ・サウンズ風の軽いのりで、美樹克彦が明るく歌ってしまう。
 物語はといえば、何かで読んだのだが、外国映画が下敷きになっていて、南の島から、子供のガッパを連れてきてしまったために、その親が探しに来る、というもの。
 なぜその島にだけガッパがいるのか、なぜ卵だけほったらかしにされていたのか、なぜ一度もあったことがないのに親子だとわかるのか。
 疑問はつきないのだが、そんなことはどうでもよくなる。
 親子三人感動の再会の場面では、子供たちの歌声まで流れてくる。
 今から見れば、いわゆる「ぶっとんだ」映画だ。
 しかしまあ、作った人たちとしては精一杯だったのだろう。
 怪獣の出てくる映画を作れといわれても、どうしていいかわからなくて、行方不明のわが子を捜す親の愛を持ち出したものの、怪獣なんだから暴れないわけにもいかず、かといってあまりにも陰惨では、子供向けではなくなってしまうしということで、それまでの映画制作の経験をそのまま怪獣映画に持ち込んでなんだか収拾のつかないものになってしまっているのだ。
 実に怪作である。傑作ではないが、一見の価値はない。

 ガッパというと思い出すことがある。
 もう30年近く前のことだが、当時すんでいたところの近くの文房具屋で、ガッパのプラモデルが売れ残っていたのだ。
 迷わず買った。作ってしまったのだが、あれをつくらずにそのままきれいにとっておいたら、きっと今頃高値がついていたんだろうなあ。

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Last updated  2007.12.05 02:46:23
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