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2023.03.25
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「すみませんより申し訳ありません」「上司にはご苦労様ではなくお疲れ様」は、なぜ間違いなのか は興味深い記事だった。

 疑問を感じたものもあれば、納得したものもあった。

 簡単な疑問から。


 私も、「全然」は否定の語を伴うものだと思っていたが、そうではないらしいことは大人になってから知った。
 何で読んだのか忘れてしまったが、否定の語を伴うようになったのは昭和になってかららしい。
 例えば、芥川龍之介の「羅生門」に、

下人は始めて明白にこの老婆の生死が、全然、自分の意志に支配されていると云う事を意識した。

という文章がある。書かれたのは大正時代だ。

 敬語の問題について、なるほど、そういうところに気がつくのかと思ったことがあった。

方言には中間の敬語がいまも数多く残っています。たとえば大阪なら「コーヒーでおます」。京都なら「来た」と「いらっしゃった」の間に「来はった」という表現もあります。どちらも丁寧ですが、同時に親しみも感じられて、使い勝手がいい。


 最後に、もっとも「なるほど、そうか」と思ったこと。
 「お疲れ様」「ご苦労様」についてはいろいろ言われている。目上の人には「お疲れ様」と言わないと失礼だ、という説もあるが、古くは目上の人にもご苦労様」と言っていたという用例もある。
 しかし、問題はそれ以前のところにあった。

目上の人に対して、労ったり慰めたりすること自体が敬意を欠いています。

 まさに、蒙を啓かれるというのはこういうことなのだ。





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Last updated  2023.03.25 16:15:53
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