「きらりの旅日記」

PR

カレンダー

プロフィール

ほしのきらり。

ほしのきらり。

2010.05.08
XML
カテゴリ: インドネシア
確かに・・・キノコの山と言うより竹の子の里と言うクッキーに似ている【世界遺産】プランバナン寺院は、遠くから見るとデッカイ竹の子みたいでありますが・・・これは、崇拝する山であり、人間の体であるとも説明されます。


『インドネシア旅日記』プランバナン寺院



プランバナン寺院の歴史は、


           日本で言うと・・・
IMG_2070.jpg


           旧石器時代 ~ 平安時代ころに建てられました。


           ザックリと


           9世紀~11世紀


           そして


           200年くらい使われました。


           その後


           大きな地震があり


           王国の中心は、別の所に移されました。



           その後800年間


           プランバナンは、忘れ去られ


           ジャングルの中に閉ざされてしまいましたが・・・


           11~18世紀ころ


           オランダの植民地時代に発見され


           修復されました。



           発見された時のプランバナンは、


           バラバラになっていて


           形が分からなくなってましたが、


           石を探し


           遺跡は、組み石みたいになっていたので、


           何度も組み替えて復元しました。



           では、元々


どうして・・・ここに寺院を建てたのでしょう?


           昔々、この地で、大きな戦争があって


           その後、王様が勝って


           当時、勝った場所は、縁起が良い!


           ご利益が、あると信じられていたので


           ここにプランバナン寺院を建てました。




           この寺院の中で


           一番神聖な場所は、


           庭の中心あたりにあります。


           そこには、


           ヒンドゥの神様が奉ってあります。


           その神様は、


                 シブァ神=破壊の神様

                 ビシヌ神=守りの神様

                 ブラフマ神=想像の神様


           昔の人たちは、自然信仰でした。


           自然信仰の中で一番大切なのは、


           山の神様でした。


           山は、ときどき噴火しました。


           噴火する事は=破壊すること


           と、考えられていました。


           噴火により、溶岩が噴出し・・・


           それは、良く無い事だけど


           火山灰が降り積もります。


           火山灰は、後に 肥沃な土地をうみ


           良い作物が育ちます。


           シバァ神は、壊して→造る!


           これは、自然信仰から生まれたのであります。


           シバァ神は、破壊の神様であったのですが


           昔の王様は、シブァ神の信者でした。


           王様は、亡くなってから、シバァ神の顔を自分の顔に作りました。


           王様の子孫は、祖先の魂だと思って拝みました。


           インドネシアの信仰は、


           自然信仰とヒンドゥ信仰などがミックスしています。


           プランバナンは、


           今は、お墓ではなくて、


           礼拝堂になっていますが


           一年に一度 ここにお参りします。


           それ以外は、観光スポットであります。


           昔は、王様の子孫のお骨は、川に捨てたので


           寺院は、必ず川の辺に建てられました。


           プランバナン寺院が、山みたいに見えるのは、


           山が、自然信仰において中心だったからなのです。



           プランバナン寺院は、インド洋地震で壊れました!


           2220年位まで、修復にかかるといわれている。


           何故かと言うと【世界遺産】になっているから・・・


           70パーセント古い石が見つからないと、修復できません!


           現在は、50パーセントしか見つかっていないので



           【世界遺産】としての修復ができない決まりがあるからです。


           プランバナンの周辺は、


           この修復を待っている石が、


           ゴロゴロ並べられ、復活を待っていますが、


           元の形に復元するには、


           200年以上かかると言われています。


             ボロブドゥールは、8世紀


             プランバナンは、9世紀


             の建築でありますが・・・


           形は、プランバナンの方が高く建造物が多く、レリーフが素晴らしい!


           ボロブドゥールは、1個だけで、やっぱし神秘性でしょうか?


           インドネシアの寺院の、


           内部に入れる人は、王様と僧侶だけで、


           一般市民は、中に入れないので


           庭を広くして、そこから拝みました。


           ヒンドウー教の


           元々の宗教の発祥は、インドでしたが、


           インドには、こうした遺跡が無いと、現地の人々は、自慢します。


           寺院の形は、3つに別けられています。


               足    身体   頭
               ↓     ↓    ↓
              煩悩   解脱   極楽

           頂上の形は、男性のシンボル


           と、女性のシンボル


           自然信仰から始まり


           子孫繁栄


           全体は、山であり


           ソトウバ → ストゥーパーに似ているのであります。


           インドネシアの信仰は、


           仏教 と ヒンドウー教 などが、ミックスしています。


           何事も受け入れる事を許すインドネシアの人々の心は、


広くて柔軟なのでありましたまだまだ硬い心のきらりにポチ→ → にほんブログ村 旅行ブログ 世界遺産へ








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.05.08 10:23:43
コメント(12) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: