The Life Style in The New Millennium

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Master21

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2013.01.28
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カテゴリ: エッセイ
霊魂とかを強く感じたのは

自宅にいた時だ。

オヤジもまだ、

自分が死んだことを

分かっていなかったのだろう。

家の中の

どこにいても

オヤジがいるような気がして

ならなかった。

二日間、ほとんど、眠れなかった。

目がさえてきたので、そのうち、

昔話を語ったり、

子供たちのことを

いろいろ頼んだりした。

当然、オヤジからは声は出ないのだが

私にはちゃんと聞いてくれたと感じた。



オヤジはいたって元気だった。

84歳だが、年末の健康診断では

どこも悪いところがないと

診断されていた。

オヤジは、いつものように

新聞を読んでいるうちに

居眠りをした。

そのまま天に召されるとは

本人だけでなく

誰も想像だにしなかったはずだ。

外傷もなければ

病気もないから

警察が動くことになった。

かかりつけの医師が

死亡診断書を書いてくれなければ

しばらくオヤジの亡骸は

警察に安置されただろう。

死因は心筋梗塞(疑)だった。

葬儀場に運ばれてからは

オヤジも観念したのかもしれない。

それと、

通夜というのは喪主にとって

翌日に行われる葬儀のリハーサル

のようなものだ。

参列者への挨拶をしたが、

即興でやったので、

少し早口になってしまったようだ。

おかげさまで

葬儀ではバッチリ話すことができた。

オヤジも満足だったろう。







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Last updated  2015.06.20 10:03:05
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