DELTA Strange Zone

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2003.09.22
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①琢磨、鈴鹿出場を否定

 佐藤琢磨(BAR)が、J・ビルヌーブに代わって最終第16戦日本GP(10月12日決勝)に出場する可能性が出てきた、と22日付のスコットランドの「ヘラルド」紙が報じた。琢磨が「ジャック(ビルヌーブ)とBARの交渉が続いていることは知っていて、彼が最後のGP(日本GP)に出ない可能性がある。そうなれば、僕が代わりに出ることになるでしょう」と語り、地元の鈴鹿で走ることを希望していると伝えたもの。この発言はイベント参加のためスコットランドを訪れた琢磨が、同紙のJ・マクヒル記者のインタビューに応えたもので、いわゆる憶測記事ではない。

 しかし、その後、琢磨サイドは関係者に向けてメールなどでこの報道を否定。「プレスがなぜことを大きくするのか分からない。人々の間に期待があるのは分かるが、僕は鈴鹿で走るとは言ったことがないし、チームは鈴鹿で走る2人のドライバーを用意している。状況は何も変わらない」と、慌てて取り消している。

 微妙な段階を迎えているビルヌーブ問題を混乱させたくないことから、素早い対応をとった模様。この問題への関心は高く、海外でも再三取り上げられているだけに、当事者の琢磨周辺も相当神経質になっているようだ。


②ビルヌーブ問題、さらに混乱
 BARのD・リチャーズ代表が15日、J・ビルヌーブのマネジャー、C・ポラック氏に残留要請を申し出たものの、断られたという噂が聞こえてきた。これまで放出説が再三浮上しながら動きのなかったチームが、ようやく態度をはっきり示した訳だが、ポラック氏は即座にこれを拒否。リチャーズ代表の提示した年俸が大幅ダウンとなる約300万ドル(3億7000万円)プラス出来高制で、僚友のJ・バトンよりやや低めの設定だったためで、97年チャンピオンのビルヌーブがまだ勝ったことのないドライバーより低いのはプライドが許さないということらしい。

 ところがビルヌーブ自身は、その後に行われたスペイン・ヘレス合同テストで「何も交渉は進展していない。オファーがあったことも聞いてない」とコメント。これにより、ポラック氏が勝手に断ったという疑惑が生まれた。

 BARやホンダから、存在がビルヌーブのプラスにならないという声が聞かれるようになったポラック氏は、その評判を気にしてか「僕がいるということでジャック(ビルヌーブ)の立場が悪くなるなら、消えていよう」と自重を決意。微妙な時期を迎え、F1の現場に顔をみせなくなっていた。だが、オファーを断ったのが事実なら、依然としてビルヌーブはポラック氏の管理下に置かれていることになる。

 結局、パフォーマンス不足と“高給”を理由に、佐藤琢磨への交代を求めるホンダと、ビルヌーブを強力に推すメーン・スポンサーのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)との間で、リチャーズ代表が板挟み状態。ビルヌーブを取り巻く状況は何も変わっていないどころか、さらに混乱を深めている。

>ホンダの推す佐藤琢磨とBATの推すヴィルヌーブ。結果はどうなるのかな?日本GPはともかくとして、来年は琢磨が走ってくれたら嬉しいけどね。





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Last updated  2003.09.23 19:55:15
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