SKYLIFE

2007.01.05
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ここはとある小学校の屋上。
僕は毎日のようにいじめられる。
これはもうしょうがないとおもっていたけど、
でも。この日を境に、僕は少し強くなったきがする.....





今日、僕はいつものように屋上に呼ばれた。
また、かねを取られるのか。
ああ、災難だ。僕はなんでこんな弱い人間になってしまったんだろう。



「毎度のことだ。わかってるだろ?有り金全部だしな。」



「き、今日はこれしか……」



そういって、僕は二千円をだした。





「これだけ?おいおい、いいかげんにしろよ?無いなら万引きして商品売って金にしてこいよ」





「む、むりだよそんなこと!!そんなことしたら...」



「あつそ。じゃぁもういいよ。死ねば?ここから突き落としてやるよ。」



「それはちょっとヤバイだろ!!」


仲間の一人が言った。


「じゃ、お前をつきおとしてやろうか?」


そういうと、その仲間はうしろにさがった。



「お前はなァ、英語でいう副詞みたいなもんなんだよ。消えろよ。お前を支えるやつなんて誰もいやしないんだから。」


僕の学校の屋上は普段立ち入り禁止になっていて、
屋上の塀も少ししかなかった。
人が落ちるとき、何も支えは無い。


「えッ……?」


そのとき、僕は勢いよく飛ばされた
いや、性格には蹴られた、か。



「飛んだとんだ。わらえるぜ」



そのとき、半年前に死んだ母親の言葉を走馬灯のように思い出した。



「あなたができないことを他人が出来てもね、その他人はあなたに出来ることが出来ないのよ。他人を羨んでも、その人に無いものをあなたは持っているの。自分を信じて。ね?」



このまま落ちて死ななかったとしても、
亡き母に申し訳がつかないような気がした。
何が副詞だよ。副詞だって…副詞だって…


そうおもったとき、無意識に僕の手はそのわずかしかない塀をつかんでいた。




「何だよ………副詞だって...副詞だって...ッ!」




「あ?生きてるのかコイツ?」




「副詞だって和訳するときにはちゃんと訳されるじゃないか!!」



そういったあと、僕は今の体にある力すべてを振り絞って、
屋上に立ち上がった。
そして、アイツにパンチしてやった。
でも、玉砕で。
ボコられた。
ああーあ…空手でも習っておけばよかったのかな

そう思いながら、僕はいつもより青い空を見つめた。
そして、そのときの僕の心はいつもより穏やかだった。




ありがとう。お母さん。あれから僕はいじめられてないよ。
また、がんばるよ。
僕にしかもっていない何かを、見つけてやる。







END
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Last updated  2007.01.05 16:31:45
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