昨日読んだ本。 津村記久子サンの 『まともな家の子供はいない』 このタイトル! あらすじ: 「一週間以上ある長い盆休みはどう過ごせばいいのだろう…気分屋で無気力な父親、そして、おそらくほとんど何も考えずに、その父親のご機嫌取りに興じる母親と、周りに合わせることだけはうまい妹、その三者と一日じゅう一緒にいなければならない。…」14歳の目から見た不穏な日常、そこから浮かび上がる、大人たちと子供たちそれぞれの事情と心情が、おかしくも切ない。 かんそう: 以前読んだ ワーカーズ・ダイジェスト や やりたいことは二度寝だけ がおもしろくて、 しかも このタイトルにやらて図書館で借りてきて速攻読んだ。 中学生なのに みんな苛立ってて、大人より大人の様な子供たち。。。 そして子供よりダメな子供のような、ダメな大人たち… 子供目線から見て わかるwwwこういう大人苛つくwww!! ってゆーのと 大人の立場で、あぁ私も子供たちからしたらこんな感じかも;;; やべぇなぁ・・・ウザくてダメな大人かも・・・ ってゆーのと 両方あって複雑でした。 ただ最後まで引っかかったのは 『まともな家』とか『まともな大人』って 果たして何だろうと。 子供にとっての「まとも」って何? 子供が素直に育つ『まともな親』ってどんなの?? 謎だ。 反抗期の男子を抱えるシングルマザーとしては 答えがほしいところだが。 この小説では、まともじゃない親を反面教師として かなりまともな価値観を持った子供に育っているように見えるんだけど 現実ではそううまくもいかない気もする。。。 ってか、うちの場合は まともじゃない親(私)を見て、更にまともじゃない方向へ行きつつあるようで とても心配っす。 しかし4●歳のいい大人なのに いまだに大人(主に親)に苛つく私って いかがなものか・・・ 息抜き的に読むのには結構面白い本でした。 あと、上述の「ワーカーズ・ダイジェスト」もオススメ。 こちらはOLさんの話。 やっぱり苛立ってた(笑) その苛立ち方が結構面白かったです。 この人の小説の主人公って みんな正しい苛立ち方(?)と、正しい苛立ちの押さえ方をしてて、なんか勉強になる。 以上。 P.S. 今日の日記で使ったこのテンプレート、 久々に見たらタグがおかしかったのか、互換表示しても変な風に崩れてたので タグを大幅修正しました。 今迄使ってて崩れちゃってる方…ごめんなさい。 日記用テンプレート グラフペーパーと鉛筆 は こちらから 一応ランキング参加中。いつもありがとうございます。 今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m |
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