Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
January 7, 2007
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カテゴリ: 日々の日記
「...もう止めなよ。裾野さんが悲しむよ。」波瀬さんが止めた。「...俺が本当にもっとしっかりしていれば...。」取り敢えず、保健室に戻ると保健の先生に説教されていた。「...すみません。」彼女は波瀬さん達にに気付くと笑ってみせた。一緒に教室に戻りながら話した。「...ごめんなさい。迷惑掛けて...。今日は早く寝て、明日に備えるね。」「...そうだね!睡眠は大事だよ!そうだ、後で近くのカフェに行ってみる。裾野さん、甘いの好きだよね?」「...うん。気を使わせてごめんなさい。」村井君の提案により、皆で行くことになった。葛城君とは全然話していない。彼の声を聞くだけでビクビク反応していた。好きなのに怖くて、逃げ出したくなっていた。放課後、約束通り一緒に駅前のカフェに行ってお茶をするのだが、食事が喉に通りにくいほど、居心地の悪さを感じていた。「...裾野さん。クリスマスパーティー来れそう?」村井君に問われてはっとした。「...ごめんなさい。私、行けなさそうなの!ク
リスマスのミサ来訪者が多いみたいで...。せっかく誘ってくれたのにごめんなさい。でも、時間が出来たら行けると思うの!」懸命に弁解し、謝った。「気にしないで良いよ!ほら、俺達中学最後の年だからたくさん思い出作りたいと思っていたんだ!だから無理しなくて平気だよ!」「...ピアノの大丈夫?」波瀬さんは心配していた。「...うん。自信は無いけど、前より良いと思う。波瀬さんや村井君達の協力のおかげだね!」笑って返した。葛城君は機嫌が益々悪くなっていた。それから寮に帰り、のんびりと部屋で過ごすことにした。「...裾野さん、ちょっと良いかな?」波瀬さんが訪ねて来た。ドアを開けると波瀬さんと他にも何人か女の子が立っていた。取り敢えず、部屋にあげ用件を聞くことにした。「...実はクリスマスパーティーはダンスがあるから、ドレスとか必要かなと思っていたの。裾野さんは行けるかどうか分からないから用意していないでしょう?手芸部の後輩達が是非、作らせて欲しいと言っているんだけど、どうする?」「...
私達の勉強の為に協力していただけませんか?」一生懸命にお願いされてしまったので断り切れずに作って貰うことにした。早速、採寸や好みを聞かれていった。「じゃあ、お邪魔しました。」嵐のように去って行った。葛城君からメールが来ていることに気付いた。ミサ、頑張れという彼なりの励ましだった。ちょっと嬉しくて胸が一杯になった。





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Last updated  January 16, 2007 08:52:13 PM
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