Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
January 8, 2007
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カテゴリ: 日々の日記
夢を見た。葛城君が他の誰かと笑っている姿。あまりに非現実的なのに、夢の中の彼に恐る恐る声をかけた。「...葛城君。」「...俺はお前じゃなくても良い。」夢なのにいらないと本当に言われているみたいで怖かった。さようなら言われているみたいで嫌だった。お母さんの残した形見のネックレスをずっと握っていた。優しく何時も輝く雪の結晶、お母さんに似ていた。朝目覚めると涙が溢れて止まらなかった。ご飯を食べる気にならず、教会の手伝いに行った。今、一番逢いたくない人がいた。引き返そうとしたが見つかってしまった。「...裾野?」シスターと同じ格好しているのに、最近は見分けがつくようだった。「...あっ、お早うございます。今日もお祈り来ていたんだね。」目を泳がしながら話した。「...まぁな。もう体調良いのか?」葛城君は目を合わさないことわかっているが敢えて突込まなかった。「...うん、大丈夫。今日で今学期最後で、クリスマスパーティーだったよね?頑張ってね!私、応援しているから。」中に入ろうと
駆け出すと「...まて、裾野。」腕を捕まれて彼の顔が見えた。「...これやるよ。ミサのピアノが上手く行くように祈ってる。...俺、この間変なこと言ったみたいで悪かったな。俺の言ったこと忘れろ。じゃあな!」掌にミルキーの飴とイチゴ味の飴を残して行ってしまった。すぐに引き止め、違うと否定し、「貴方が好き」と言いたかったのに言えなかった。こんな自分に苛立ち悔しくて泣いていた。

好きなのに伝えられない。雪だけは知っている。





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Last updated  January 17, 2007 09:10:42 AM
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