Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
January 13, 2007
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カテゴリ: 小説
「...会長!どこにいていたんですか?挨拶をお願いしますよ!」ラストダンス前に挨拶があったことを忘れていた。ステージにズルズルと引き連れて行かれた。ステージの袖口で皆にお説教されるつつ、反省し、挨拶に臨んだ。堂々とした風格に、何時もより大人ぽく威厳ある会長の姿だった。「...皆様、こんばんわ。今日はクリスマス・イブです。今年はよく雪が降りますね。何時もは寒くて嫌になりますが、今夜のような日に降るのは、とてもロマンチックで素敵ですね。こんな素敵な夜ですが、私達生徒会が催すクリスマスパーティーは後残り1曲で締めくくらせて頂きたいと思います。では、最後の一曲、心行くまでお楽しみ下さい。以上、生徒会代表村井時渡でした。」そのまま、ステージの袖口に戻ったが、凛とした表情のまま、固まっていた。「...会長!お疲れ様です。立派でしたよ。」その言葉に脱力感を覚えた。ラストダンスをする為に一番好きな人を捜しに行くと中央で人込みが出来ていた。女子寮長の波瀬さんがいろんな人に誘われていた。掻き
分けて彼女の前に出た。「...あの、波瀬さん。たくさんの方に誘われているようですが、私は是非、貴女とこのラストダンスを踊りたいと願っています。私と差し出がましいですが、踊っていただけませんか?お願いします。」左手を前に出し、深く頭を下げた。「...本来なら全て断るところだけど、今日はすごく頑張っていて、素敵だったから付き合ってあげるわ。宜しくね、村井君。」手を取ってくれた。「...姫君の仰せのままに。」二人は手を繋ぎ、曲と共に踊り出した。





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Last updated  August 20, 2008 09:37:39 AM
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