Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
January 18, 2007
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カテゴリ: 小説
「...スピネル様、大丈夫ですか?」リックが心配そうに聞いてきたが、「...私に様付けなくて良いと言ったでしょう。私、帰る。お姉様に宜しくお伝え下さいませ。」「...そんな、もう行かれてしまうのですか?」乳母は寂しそうに言った。「...お待ち下さいませ。私を貴女様にまだ用がございます。だからお帰りになるのをお待ち下さいませ。」「...あら、お客様?貴女は...。」言葉を詰まらせる姉姫様。一礼をし、城から出ることにした。嫌いじゃないけど苦手な人だった。誰も何も言えなかった、ただ一人を除いては...。「...スピネル、もう帰るのか?まだわしはそなたに話があるのじゃ...。」「...スピネルちゃん?!...嘘。」姉姫様は信じられないとばかりに口に手を当て、驚いた様子だった。「...私はもう関係ありませんので、失礼します。」苛立っていた。お父様が嫌いなのだ。「そんなこと、言って良いのかな?そなたの大事な者達がどうなっても?」嫌な笑い方をした。「...たしか
、お菓子屋を始めたバカな王子もおったの。それから魔女のくせに反乱を起こした女も、そして名高く調合師の女も加担したよな。本当にクズ共が...。」侮辱され腹が立っていた。「...私の大切な友人達を侮辱することは許しません。何をしようと勝手だけど、傷付けたら許さない。殴りかかろうとして、リックに止められた。「...ふっバカが。そなたとクローザにはこの国の王位継承権を与えよう。」姉姫様は驚いていた。「...お父様、どういうことですか?リック様が引き継ぐのでは...。」「煩い!黙っていなさい。まさか、スピネル。そなたの母がわしにそなたとクローザを護る為に隠したなど知らなかったろうに。風に愛され、不思議な能力を持ったそなた達を隠すとはな。」「...判りました。私は今この場で辞退させていただきます。私は世界を意のままに操る気もありませんし、お母様がそこまでなさったのなら、尚更お断りです!」帰ろうとしたが出来なかった。兵士達を呼ばれ部屋に閉じ込められてしまった。鍵を掛けられ、脱出不可
能な状況に陥ってしまった。





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Last updated  July 24, 2007 10:19:07 PM
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