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2011年08月12日

201108121832　サムスンとアップル　特許訴訟

テーマ：ニュース関連（Journal） (10741)

カテゴリ：引用したＭＥＭＯ

【１】

・「サムスン電子」と「アップル」が特許訴訟で対立した。という旨のニュース報道があった。［2011年8月12日報道］

（以下は、「 Yahoo！ニュース」の記事です。URLアドレスは［http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110812-00000026-yonh-kr］）

‐

サムスンとアップル、特許訴訟で激しく対立
聯合ニュース 8月12日(金)18時32分配信

　【ソウル聯合ニュース】アップルコリアがサムスン電子を相手取って特許侵害などで起こした訴訟の初の弁論期日が12日、ソウル中央地裁で行われ、両社はデザインとインターフェイスなどをめぐり、激しい攻防を繰り広げた。

　アップルの代理人はサムスン電子のスマートフォン（多機能携帯電話）「Galaxy（ギャラクシー）S」やタブレット型端末「ギャラクシータブ」などがアップル製品の複数の特許を侵害していると主張。サムスン電子に対し、製品の生産禁止や廃棄を求めた。

　また、サムスン電子はアイコンや製品の形、包装箱までアップルの製品を露骨で総合的に模倣したため、両社製品を混同する可能性が大きいと指摘した。

　これに対し、サムスン電子の代理人はアップルが権利を過大に解釈し、公共領域を私有化する無理な訴訟を起こしていると反論した。

　アップルが特許を主張する技術にはこれまで発展に寄与した数多くの中間的な技術があるため、アップルが主張する特許の新規性や進歩性には根本的な問題があると主張した。また、これまで公開されたデザインの要素を統合したアップル製品のデザインの独創性は受け入れられないと強調した。

　アップルは4月、ギャラクシーSなどが「iPhone（アイフォーン）」のデザインを模倣したとして、米国の裁判所に訴訟を起こした。サムスンも韓国や日本、ドイツ、米国の裁判所に特許侵害を訴える訴訟を起こし、各国で両社の訴訟が続いている。

‐（以上）

　２０１１年８月１０日に試験航海へ出発した、「変化する脅威」である中華人民共和国（以下記事本文中「中国」と略する）の空母「ワリャーグ」。当該艦船はソ連の崩壊してしまったことで、製造が中断になったものだ（船体１００％、機関８０％、その他の部分２０％の完成度）。ロシアとウクライナの間で所有権が争われた後、一部使用不能の状態で、マカオの創律集団旅遊娯楽公司（中国系民間企業）によって、１９９８年購入された。当該艦船に、改良・改修を施したものが中国空母「ワリャーグ」だ。という旨も「Wikipedia」に掲載されていた（当初は海上カジノとして船体を使用しようと、模索したらしい）。

　この中国空母「ワリャーグ」の性能は、排水量が軽荷：３２，０００トン、基準：５３，０００－５５，０００トン、満載：６７，５００トン、全長は３０５．０メートル、全幅７３．０メートル、吃水１１．０メートル、機関は蒸気タービン４基（８０，０００馬力）、最大速力２９ノット以上、乗員１，９６０名、搭載できる戦闘機らは推定６７機。とのデーターも「Wikipedia」へ掲載されている。しかし、中国において初めてとなる空母「ワリャーグ」のもたらす経済効果は、大変甚大だと評される。

　それを裏付けるニュース報道では、２０１１年８月１３日「Record China」から配信された、Yahoo！ニュース［中国空母、経済効果は5年で1兆8000億円 ― 中国　Record China 8月13日（土）10時22分配信　URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110813-00000006-rcdc-cn］がある。中国の経済専門紙「２１世紀経済報道」では、［中国空母「ワリャーグ」が関連産業にもたらす経済効果は大きい］と伝えている。という趣旨の内容だ（詳細は、下記【２】ニュース報道を参照して下さい）。

【２】

（以下は、「 Yahoo！ニュース」の記事です。URLアドレスは［http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110813-00000006-rcdc-cn］）

‐

中国空母、経済効果は5年で1兆8000億円―中国
Record China 8月13日(土)10時22分配信

2011年8月11日、21世紀経済報道は中国初の空母ワリャーグが関連産業にもたらす経済効果は5年で1500億元（約1兆8000億円）に達する見込みだと伝えた。

10日、多くの軍事ファンが注目する中、初の試験航海を行った中国初の空母ワリャーグ。軍事ファンばかりでなく、多くの投資機関も空母建設は強大な投資のビジネスチャンスとして注目している。

中国政府系ファンド・中国投資有限責任公司（CIC）の顧問である高博軒（ガオ・ボーシュエン）高級研究員によると、ワリャーグの全就役期間中の市場価値は3000～4000億元（約3兆6000～4兆8000億円）になり、これは北京・上海間の高速鉄道プロジェクトの総投資額に相当する。

中国は軍事産業の発展段階にあるため、現段階ではワャーグによる経済効果は発揮されていない。しかし、軍需産業は10年以内に中国の産業をモデルチェンジおよびアップグレードさせるハンドルとなっており、ほぼ共通した認識だと言える。

歴史から見ても大きなイノベーションは軍需産業と民需産業の連携からなっている。GPSシステムを例に挙げれば、もとは軍用として開発された技術が民用に転用されたものだ。現在、軍用として使われているものは市場の10％でしかなく、商業用としての需要がこの技術の価値を高めている。

諸外国の軍需産業関連企業を見ると、参画している企業のほとんどがその産業の主体は民用となっている。また、中国の中航グループでもここ数年は民用産業の割合が増え、中国重工業の軍用潜水艦の収入はグループの収入全体の20％にも及ばない。軍需と民需の融合はすでに中国の軍需企業に共通した動きとなっている。（翻訳・編集/若林亜希）

‐（以上）

　２０１１年８月１０日試験航海に出航した、中国空母「ワリャーグ」が１２日香港へ入港する。という予定をアメリカ合衆国は歓迎していないらしく、「米海軍空母が１２日に香港へ入港する」という旨を駐香港米国総領事館が２０１１年８月１１日発表した。

　南シナ海における中国と、ベトナムをはじめとする「ＡＳＥＡＮ」との確執。そして、中国と密接な繋がりのある、パキスタンの通信衛星（「パキスタンＩＲ」）を近日、中国の「長征三号乙」ロケットを使用し打ち上げる計画だ。との２０１１年８月１０日、中国側（西昌衛星発射センターの関係者）の発表について、アメリカ合衆国側は警戒しているのだろう。と私は推測した（「変化する脅威」［「日米安全保障協議委員会（２プラス２）］）。

　中国とアメリカ合衆国の表面化する部分において（軍事・宇宙開発・同盟国の領有権問題）、緊迫な雰囲気の漂う８月。韓国には、日本国との竹島問題や「日本海」表記問題等を抱えながらも、（２０１１年８月６日の報道）２０１１年７月２９日、中国の原子力潜水艦より放射能漏れ事故が発生した。との噂から、韓国側へ放射性物質の流出する危険性が生じる問題もあった。また、２０１１年８月１０日、延坪島へ北朝鮮より海岸砲を発射された（韓国側は応射した）ことなどからも、韓国は中国・北朝鮮を確実に脅威と見なしているだろう。と、私は思った。米日韓が安全保障の部分で協力しなくてはならない時期、韓国の大手企業「サムスン電子」とアメリカ合衆国「アップル社」の韓国拠点「アップルコリア」の特許訴訟を開始する（詳細は、上記【１】のニュース報道を参照して下さい）。

リンク元｜【中国空母　ワリャーグ】だけに気をとられてはいけない・・・［サムスンとアップル、特許訴訟で激しく対立］