IDDMライダーの欲張りシニアライフ

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2025.05.20
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カテゴリ: IDDM

皆さんこんにちはスマイル

今日はブログタイトルの一部になっているIDDM(1型糖尿病)のことをお話しします。

1型糖尿病は英語で I nsulin D ependent D iabetes M ellitus、その頭文字を取ってIDDMと言われています。ちなみに大部分の人がなる一般的な糖尿病は2型糖尿病であり英語ではNIDDM( N on- I nsulin D ependent D iabetes M ellitus)と呼ばれており、概ね糖尿病の95%は2型ということです。

2型糖尿病はよく知られている通り生活習慣病ですが、1型糖尿病は明確な原因が分かっていなくて、先天的に因子を持った人が何らかのきっかけで発症する病気です。

先天的というと遺伝なの?と聞かれますが、実は2型糖尿病の方が遺伝要因(なりやすい体質)が強く、1型糖尿病の場合は遺伝は少ないようです。現に私も親兄弟はもちろん子供や孫にも誰一人1型糖尿病はおらず、親戚にさえいません。まぁ突然変異のようなものでしょうか

前置きが長くなりましたが、私は2006年1月から体調に異変を感じ、4月に1型糖尿病と診断され(最初は単に糖尿病、後の精密検査で1型と判明)2か月近い入院を余儀なくされました。

その時は47歳でしたが、それまでは健康診断で引っかかったことは一度もなく、ましてや人生で入院などしたこともなく…発症の1年前にはフルマラソンで3時間6分で走った健康優良児でした。


という訳で糖尿病という思いもよらない病気になったことはショックでしたが、さらに入院中の検査で1型と診断されて一生インスリン注射が必要と言われたときは本当に落ち込みました。

何故私が1型糖尿病になったのか?。今でもはっきりした原因は不明ですが、後に読んだこの本
バーンスタイン医師の糖尿病の解決
の中でメカニズムが解説されていて、それによると1型糖尿病は自己免疫疾患で外部から入ってきた異物を攻撃して体を守るはずの免疫が異常をきたし自分の細胞を攻撃して破壊してしまうという病気だそうです。

そのきっかけはウイルス感染などが疑われており、1型糖尿病因子を持って生まれた人は大部分子供の頃(通常15歳まで)に発症するということです。つまりインフルエンザやはしか、水疱瘡などに罹った子供の発病因子にスイッチが入り発症するという訳です。

また発病因子にスイッチが入ってから数年間は発症せず突然の高血糖に襲われるというのが特徴のようです。私の場合、発症する数年前にひどいインフルエンザに罹っており、多分それがトリガーになったんだと考えています。

後に健康診断結果の推移を見直してみると、インフルに罹る前まではHbA1cは4.5%前後だったのが、翌年からは5.4%に跳ね上がってます。でも5.4は正常範囲なので引っかからず(ちなみに空腹時血糖値は80~90で変化なし)発症の年まで約5年間見過ごされてきたという次第です。そもそも当時は糖尿病に関する知識など皆無で正常血糖値がいくつなのか(例えば10なのか1,000なのか)すら知らず、ましてやHbA1cの言葉すら聞いたこともなく…もし今のような知識があったらすぐに糖尿病を疑っていたと思います。HbA1cが1%上がるということは平均血糖値が40mg/dl上がるのを意味してますからね。

インフルに罹ってから私の膵臓の中では静かにベータ細胞(膵島にあるインスリン分泌細胞)の破壊が進行。残された細胞が一生懸命働いて血糖値を維持してきたと思うんですが、正常細胞の残量が一定以下(多分10%くらい)になった時点で耐え切れず一気に血糖値が上昇(正確には下がらなくなった)して、高血糖持続による諸症状が突然現れたんだと考えられます。

その症状は、喉の渇き、頻尿、異常な食欲と体重減少の同時進行、排便異常、強い疲労感、肌の色つや喪失など。さすがにこうなると病院に行くことになり、血液検査の結果、空腹時血糖値は300mg/dl近く、HbA1cは13.8%。即入院でした。

退院後は病院で指導された食事療法とインスリン注射で血糖値管理していたんですが、どうしても食後血糖値の上昇を抑えることができず、色んな情報をネットや本屋で探していたところ出会ったのが、前述の
バーンスタイン医師の糖尿病の解決
でした。

この本の著者リチャード・バーンスタイン医師は12歳で発症した1型糖尿病患者で、40代まではエンジニアだったそうなんですが、長年のインスリン注射にもかかわらず糖尿病の合併症を発症しつつあり、自分の子供たちが大きくなる姿を見ることは出来ないだろうとさえ思ったそうです。

しかし彼の妻が医師だったので、血糖測定器を彼女名義で購入。当時病院でしか測定できなかった血糖値を自分で測り、食事との調整で血糖値をコントロールするスキルを獲得。具体的には糖質制限と少量のインスリン注射による管理で血糖値を24時間365日正常範囲にすることに成功。進行しつつあった合併症も消えたということです。

そしてその成果を広めようと医学誌などに投稿するも、旧体制の医者から受け入れられず、そうであるなら自分で医者になるしかないと決意して40代後半で医学部に入学、医師になったというすごい経歴の持ち主です。ちなみにバーンスタイン先生は今年4月に90歳で亡くなられたそうでとても残念です。

でも1型糖尿病患者の平均寿命は男性74歳、女性77歳なので、患者としてはもちろんですが、平均寿命が80代の日本人の健常者と比較しても長生きされてますよね。

私はこの本に出合ってバーンスタイン先生と同じように糖質制限することを決意。病院の栄養士と喧嘩しながらも19年間続けています。おかげで体調はすこぶる良好。66歳になっても、ますます好きなことにのめり込んでおりますウィンク

ちなみに現在の主治医は糖質制限推奨派なので、病院の治療方針と私の生活は完全にマッチしています。

という訳で1型糖尿病とはこれからも長い付き合いになりますが「師匠」のバーンスタイン先生に負けないように、しっかりコントロールしていきたいと思っています。

長文になってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございます。





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最終更新日  2025.05.20 10:49:51
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