P-Blog アイデア&インプレッション

2004.01.22
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春の新作発表 水木しげる「鬼太郎と大妖怪展」
http://www.postcards.jp/2004/01/25rsg.html  にて、鬼太郎が、仲間とともに
宴会をしている絵があった。これは、鬼太郎は、少年漫画誌に連載されるように
なってから、戦いの生活が始まったとのことで、本来、戦いを好まない、戦って
いない鬼太郎を表現しようと描かれた絵だった。
そういや、少年漫画に連載されるようになってから、いつの間にか戦うようにな
るケースが多い。キン肉マンや、ドラゴンボールも、連載開始当初は、ギャグタッ
チの漫画だったのだが、いつしか、常に戦うようになった。
戦うマンガは、結論がわかりやすいし、連続活劇となった場合、毎週楽しみにな
り、週刊誌として、そして、ビジネスとして、毎週放送するテレビアニメ化でも
売りやすいのかも知れない。
鬼太郎は、多くの妖怪を懲らしめる間に、恨みを買い、日本進出をもくろむ、海
外の妖怪をも巻き込み、さらに戦いに巻き込まれて行く。このあたりも、妖怪の
大会議の風景として描かれている。
漫画家は、アニメ化すると、あくまでも原作者となり、アニメ作品は、自分とは
別の作品に見えるという。
水木しげるは、第二次世界大戦のさなかに、パプアニューギニアでの戦闘の中、
左手を失った。戦いが、何を生み出すか、戦いの結果、戦った者は、どうなるの
か、それを、自らの身をもって体験している水木しげるは、テレビの画面の中で
戦い続ける鬼太郎をどう思っていたのだろうか。
日本の妖怪。その多くは、何か人に悪さをするわけでもなく、いろんな営みをし
ている。合理主義で考えると非常に不可解な行動ばかりである。
その不可解な事に対し、理解できないという理由で、気持ち悪がり、排除してい
く、言い換えれば、戦い、懲らしめる事は、本当にやって良い事なのだろうか。
排除した結果、排除されたものも生きているからには、生き残るために、また、
新しい戦いが始まる。
鬼太郎は、何のために戦うのだろうか。


ちなみに・・・

水木しげるの絵には、紹介されている妖怪や絵柄によって「縁起」や「効能」が
記されている。妖怪も、言い換えれば、神様の一種かもしれない。このあたりも
「妖怪画」の面白いところである。


水木しげる「鬼太郎と大妖怪展」
ロイヤルサロン銀座で、1/25(日)まで。
http://www.postcards.jp/2004/01/25rsg.html





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最終更新日  2004.01.24 20:51:34
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