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1944年のフランスの寄宿学校を舞台に、転校生と主人公の日々を綴ったルイ・マル監督の自伝的作品。
私にとって人生で1番大切な映画なので、wikiや他のサイトに書いていないような話を書きます。
ナチスによる反ユダヤ主義や戦争の影が少年たちにまで迫る物語です。この映画は、ルイ・マルが実際に少年時代に経験したことを本人の記憶を頼りに映画化しました。その為、映画のナレーションは監督自身が務めています。幼い日の忘れられない記憶を映画化しただけあって、心の奥にスッと入り込んで本心から涙を流させてしまう力のある作品です。
映画の中に、学校の職員として足の悪い青年が登場します。あたかもこの青年が密告者のように描かれているのですが、それは少年ルイ・マルの勝手な想像から記憶を作り変えてしまったエピソードで、事実ではありません。当時を知る人が、実際のところは青年は密告などしていなかったと監督に言ったそうです。
他にも記憶は少年のイメージで書き換えられていて、完全なノンフィクション映画ではないのですが、それこそがこの映画のリアリティのような気がして私は好きです。少年の瞳が捉えた物語を、少年の見方で描いているからこそ、誤解や記憶違いがあっても、リアルな感情が描かれていて感動させる気がします。どんな真実よりもルイ・マル監督にとっては真実の映画なんですよね。
ルイ・マルを知らなくても、ヌーベル・ヴァーグなんて言葉を知らなくても、この映画は過去に少年や少女だった多くの人々の心に響くと思います。
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