ANDY DAYS

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私は、「人生に無駄はない！」と、
本気で思っているほどの
ポジティブ･シンキングな人間です。

ところが、先日、そんな私のポジティブさを
根底から覆すようなことが……

ある朝、夢から目覚めて、
しばらくの間、シクシク、シクシク、
本当に悲しくて泣いてしまったんです……

その夢では、私はＡＤとして働いていました。

夢の中で私がついていたディレクターは、
私が25～27歳の頃、実際にその下で働いたFさん。

そのFさんってのは……

よく言えば、天才肌の人。

悪く言えば、人格崩壊した人。

私自身はそんなに殴られていないんですが、
肉体的にも、精神的にも、
ボコボコにされたＡＤさんはいっぱいいます。

（まぁ、それでも私だって、階段から蹴り落とされたり、
　新宿の真ん中で殴られたりしましたけどね…）

酒乱な人で、お酒の場では、雄弁で、楽しく、
明るいんですが、普段はまったくの逆。

心の中の小部屋に閉じこもって いて、
それでもＡＤには、 その心を分かれ …と言う、
とっても手のかかる人でした。

エスパーでもない限り、
そんなことはできないわけだけど、
そうすると怒り狂って、
手が出る、
足が出る、
罵倒する……

まぁ、私も心がズタズタになったわけですよ…

夜、寝られなくなり……

朝、起きられなくなり……

真っ直ぐに歩けなくなり……

食欲がなくなったり……

ドカ喰いしたり……

とは言っても、その人の下で働いているときに、
構成作家の仕事に興味を持つようになり、
今の事務所の上司と顔見知りになったので、
やはり私の人生においては、
無駄な時間ではなかったんだと思います。

その人のもとを去って10年……

夢で見て、泣いちゃったわけです……

このポジティブな私が！

当時受けた心の打撃が、
どれだけのものだったかを改めて痛感しました。

これが トラウマ ってものなのかなぁ？？

10年経ってるのに

超☆怖かったです……