今が生死

今が生死

2007.12.04
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カテゴリ: 健康
昨日と今日の午後、市職員を対象にインフルエンザの予防注射を出張して行ってきた。注射器に詰めたのが余ったとのことで、私も注射してもらった。

今年流行している株はAソ連型と言われているが、今年のワクチンには、Aソ連型、A香港型、B型が含まれているので、Aソ連型に対して予防効果があるはずである。

しかし注射をしたら100%防げるのではなく、80%位の効果と言われている。注射したけど私はかかってしまったという人は残りの20%の人である。また注射しても抗体ができて効果が現れるのは2週間位かかると言われているので、注射してから10日位して流行した場合には、罹ってしまう可能性がある。

どの位効いているのか質問されることも多い。個人差もあるが一般的には3~4ヶ月は効いているはずである。今打てば3月くらいまでは効いている。それ以後の感染が心配な人は2月か3月頃もう一度打つことをお勧めする。

妊娠中の女性がワクチンを打ってくれと言ってきた。まだ安全性が確立されていないので、お勧めできないといったら、婦人科の先生が良いといったし、インターネットでも妊娠中にインフルエンザに罹るより注射した方がよいと書いてあったとのことで、本人も希望することだし注射してやった。

日本では妊娠中は禁止となっているが、アメリカでは推奨されている。弱毒化されたインフルエンザウイルスには妊婦や胎児に悪影響を与える力はなく、むしろそれに罹った方がリスクが大きいとして推奨しているようだ。でもまだ安全性が確立されていないので、胎児の器官が完成するまでの4ヶ月は避けた方がよいと思う。妊娠5ヶ月以上なら問題ないと考える。

インフルエンザは高熱と関節痛などが特徴的症状である。ワクチンも大事だが、空気を乾燥させないこと、マスクをすること、果物や野菜を沢山食べ(ビタミンC)ること、などが重要で、特に日頃からウイルスが攻めてきても、発病しない丈夫な体を作っておくことが大切と考える。





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Last updated  2007.12.04 20:22:19
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