今が生死

今が生死

2008.10.08
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テーマ: 心の健康法(576)
カテゴリ: 生き方
今日の胃カメラ検査でのことである。

今日も何人か鼻から入れる内視鏡の希望者があった。ある男性は事前に鼻に入れてみるビニールの管が右の鼻で入らなかった。実際のカメラはそれより太いので、その場合は鼻からをあきらめて口から入れていたが、今回たまたま左に入れてみたらそれがスンナリ通ってカメラもスイスイで無事終了した。

鼻から入れる場合事前に鼻の血管を収縮する薬を噴霧し、さらにキシロカインという麻酔液を鼻の中に入れているので、反対側でやる場合は再度その両者をやらなければならないので、面倒なのですぐ口に切り替えてきたが、今日の体験で、右がだめならたぶん左はOK(鼻中隔が湾曲している場合、反対側は広いはず)なので、左で入れてみることにした。

今回は左にはキシロカインの麻酔液のみを注入して血管収縮剤の噴霧はしなかったが、それをしたとしても手間はあまりかからないので、それほど面倒ではないと思った。

人生でも同じようなことはよくある。一つのことにこだわり、努力すれば解決すると思って、あれこれ苦労を重ねても孔が小さければ入らない。挙句の果てには鼻血をだして、かえってやっかいなことになる。

そんな時には早めに切り上げて反対側でやってみるべきだと思う。その切り替えが大切だ。気づかずに、長い間絶対無理のことに関わっていないかチェックしてみる必要があると思った。

ある方法で「だめだ、だめだ」と落ち込み、絶望する前に切り替えて全く別の方向からアプローチしてみることの有効性を実感した。

右でだめなら左があるさ。彼女Aさんがどうしても振り向いてくれなかったら、彼女Bさんにアプローチしてみたらいい。案外すんなり受け入れてくれるかも知れない。

無駄な努力か、何時かは結果がでる努力かの区別は難しいが、どんなに努力しても絶対だめなことがあることを認識することは、人生の幅を広げ、成功率の高い人生を歩めるのではないかと考える・





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Last updated  2008.10.08 22:44:54
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