今が生死

今が生死

2008.10.14
XML
カテゴリ: 仕事
日曜日夜の当直の相棒は男性看護師だった。当直等の業務は一緒に当直する看護師や事務職によって楽しさや辛さが違ってくる。

その夜の相棒は最高で、充実した業務を全うすることが出来て、心から感謝である。

今は男女平等雇用法によって、性によって職業就業を差別することは禁止されてている。男だから、女だからこの職業についてはいけないということはない。タクシー運転手や電車の運転手は男と相場が決まっていたが、今では女性運転手をかなり見かけるようになった。

看護婦さんは女性と決まっていたが、今では男性も多くなり、それなら婦ではおかしいだろうとなって師となった。これは保健婦も同じで、男性が加わるようになったので保健婦でなく、保健師になった。

そうなったら男だから女だからと差別感覚をもってはいけないと思う。「やっぱり看護婦は女だよ」とか、「やっぱり板前は男だよ」などと思ったり言ったりするのは法律に外れていることになる。

私も看護師は女の方がいいとか男の方がいいとかは思わない。性によるよりもその人の人柄だと思う。男でも女でも人柄のいい人がいい。

当院の男性看護師は総じて感じがいい。どんな仕事も嫌がらないし、対応が丁寧で、患者さんに尽くしている。もともと女の職場と決められていたところに男性なのにあえてその職場に入ってきた段階で、既に心の優しさをもっている人達が入ってきたのかもしれない。

これから益々高齢化社会で、介護の部門でも看護師の役割は大きい。志のある人は男女を問わず看護の道に入ってきてもらいたいと思う。

今看護師が足りなくてフイリッピンなどから看護師を派遣してもらっている。「外国などから来てもらわなくていい。俺達がやるから」と若き男性達が立ち上がってくれたらいいと願っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.10.14 21:44:04
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: