今が生死

今が生死

2009.01.02
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カテゴリ: 健康
正月で正月料理を食べてお腹がもたれている方もいると思う。正月は堅苦しいことを言わないことにしたいが、正月が過ぎたら正しい食生活をしてもらいたいと思うのでフィト・フォー・ライフから大切な点を紹介しようと思う。

日本の栄養学はアメリカの栄養学に引きずられてきた。バランス良い食事で1日30品目などはその最たるものである。1956年から、米国政府は肉、魚などタンパク質を第一群とする4大基礎食品グループを摂取するように、その普及に努めてきた。その結果肥満者が増加し、心臓病や脳卒中で死ぬ人が増えて、1992年、2005年に改定され、現在では穀物や野菜、果物を多く食べ、肉や魚介類は少なく食べるような指針が出ている。

古い栄養学は、食品に含まれる栄養素がそのまま体に吸収されてエネルギーに変わると信じていたので、必要な栄養素は全て食べなければならない、特に体を構成するタンパク質は沢山摂取しなければならないと考えていた。

しかしこれは消化吸収ということを無視した栄養学で実際人体に入ってからはそのような働きはできない。消化されないで腐敗したり、そのまま素通りしたり、他の食品の消化を妨げたりして、栄養素としての働きはしていなかったことが分かってきた。

消化吸収の観点から食生活にアドバイスしているのがナチュラル・ハイジーンの考え方である。果物、野菜、刺身など生のものはそれ自体が消化酵素を含んでおり、消化を助けるというものである。

何でも見境なく胃の中に詰め込んではいけない。食べ合わせに注意しなさいということだ。でんぷん質と肉はだめ。肉を食べるなら十分な野菜と食べなさい。肉と魚はダメ。肉とごはんもだめ。ご飯やパンを食べるなら野菜と一緒に食べなさいというものだ。果物は理想的な食べ物だが、空腹時に食べるのがよくて、食後の果物は最悪の摂り方とのことである。

どんなに栄養のあるものでも消化、吸収されなければ意味がない。お正月がすんだら体と胃腸にやさしい食生活を実行して頂きたいと思う。






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Last updated  2009.01.02 16:07:12
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