今が生死

今が生死

2011.07.28
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カテゴリ: 仕事
最近国会議員の質が話題になることが多いが、今回は医師の質について書く。

今日、医局で、紹介状や返信書をきちんと書く医師とそうでない医師が話題になり、きちんと書く医師は良い医師だということになった。それをきちんと書くことと医師としての実力は必ずしも一致しないが、患者さんを大事にしていればおのずから紹介状や返書にそれが現れると思われ、患者さんのために尽くしている医師かそうでないかのみわけにはなると思う。

医師にも様々な人達がいる。病気で苦しんでいる人達のために少しでも役立ちたいと一生懸命な人達がいる一方で少しでも楽をしたい。面倒な患者さんはお断りで、給料さえもらえればいいと考えている人達もいる。医師の給料は一般的に高い。その高い給料は、厳しい仕事で自らの命をすり減らすことさえあり、それへの感謝の気持ちも込められている。それなのに患者さんそっちのけで給料さえもらえればいいと思っている人たちは許されるのであろうか?

四六時中患者さんのことを考えて生活しろと言っているのではない。趣味やクラブ活動、運動、家庭サービス等大いにしてもらいたいと思う。しかし一度任務についたら、上記のことを肝に銘じて真剣に仕事をしてもらいたい。手始めに紹介状、返信書をきちんと真心こめて書くことから心がけてもらいたい。カルテもぐしゃぐしゃに書くのではなく誰にも読める字で書いてもらいたい。患者さんの話は面倒がらずにきちんと聞いてもらいたい。





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Last updated  2011.07.28 22:16:35
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