今が生死

今が生死

2013.01.02
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カテゴリ: スポーツ
4年前も立候補したが惜しくも敗れ、再度立候補して本年9月7日にブエノスアイレス(アルゼンチンの首都)で行われるIOC総会で運命の決定が下される。

今から45年前の1968年(昭和39年)に開催された第18回東京オリンピックは国民に熱狂的に支持され国際的にも大成功を収めた。しかし前回立候補して落選した時には国民や東京都民の支持がなく、国民の支持率が低いことも大きな要因になって落選した。

国民の多くは、私も含めて「1度やってるからいいじゃないか、大阪や福岡ならともかく、また東京ではまだ一度もしてない国に失礼だ」「国威をあげたいのかもしれないが1度しているのだから他の新興国に譲ってやるべきだ」などの考えがあったと思う。昭和39年時とは時代背景も異なり、支持率は極めて低いもので、落選も当然だったし、落選したからといって国民も落胆もしなかった。

しかし今回は様相が少し違う。1昨年、東北大震災があり、国民は悲しみにくれた。何か励ますもの、国民の心をひとつにするもの、国民が喜べる祭典をしたいとの機運が盛り上がってきた。昨年のオリンピックで日本選手の大活躍もあり、オリンピック待望論が持ち上がってきた。

最初立候補したのはイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)、ローマ(イタリア)、東京、バクー(アゼルバイジャン共和国主都)、ドーハ(カタールの首都)
の6ヶ国だったが、昨年5月23日の理事会で開催能力があるかどうかIOC理事会で審議され、イスタンブール、マドリード、東京の3都市が1次選考を突破して、いよいよ本年9月7日の総会での投票で決まることになる。

昨年5月時点での市民の開催支持率はイスタンブール73%、マドリード78%、東京47%で他都市に比べて格段に支持率が低い数字が示された。

このままだと再度落選の可能性が高いが、上述した大震災、昨年の日本選手の活躍、最近の日本経済や政治の地盤沈下からオリンピックを待望する機運が盛り上がってきた。

私も前回はどちらでも良かったが、今回は是が非でも当選してもらいたい気持ちになっている。人それぞれの考えがあり、賛成の人もいれば反対の人もいると思うが、第16回パラリンピックも同時に開催される、2020年夏の東京大会開催支持が爆発的に盛り上がることを願っている。





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Last updated  2013.01.02 15:50:18
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