今が生死

今が生死

2013.03.04
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カテゴリ: 読書
本日分のブログを殆ど書き上げ、最後の文字の変換でエンターを押したら全てが一瞬のうちに消えてしまい、ゴミ箱の中、最近使った項目、「下書き」のなか等あちこち探しましたが見つからずまた始めから書き始めました。

今回も小説ジェーン・エアからのお話です。ロチェスターは必死でジェーン・エアを引き止めますが、彼女の出ていく決心は変わらず、まだ夜も開けぬうちにこっそり門戸を開けてお屋敷を抜け出しました。あてがないのでしばらく歩いたあと乗合馬車に乗せてもらいますがお金の持ち合わせがなく、持ち金全部渡しましたがここまでですよと見知らぬ土地で下ろされてしまいます。周りは葦が一面に生えているところで行くあてもなく葦の中で一泊しました。その後歩いて村にたどり着きました。パン屋さんがあり、お屋敷を出てから何も食べていなかったので、死ぬほどパンを食べたいと思いましたがそれを買うお金はありません。

ハンカチと手袋を持っていたのでそれと交換してくれるだろうかと思い一軒のパン屋さんに入りましたが中々切り出せず、「この辺で人を雇ってくれるところはないか」と聞いてみましたが「知らないね」と言われてそれまでで、空腹を抱えたままさらにあてのない旅を続けました。

今度は別のお店に入って勇気を出して「ハンカチ、手袋とパンと交換して下さいませんか」と申し出ましたがそんなものもらっても売れないしダメですと断られてしまいます。その後も困難が続きパン一切れを得るのが如何に大変かを思い知らされました。

見知らぬところで一銭もなく一人ぼっちだったらどうするだろうかと想像してみました。人々は簡単には恵んでくれません。そこで泥棒したり、強盗する人も出てくるかもしれません。

人間全て兄弟、全ての人を自分以上に愛する「ラブラブ思考」を実践している人なら見知らぬ人だって同じ人間です。ラブラブの心で相手を見れば相手もラブラブの心で対応してくれます。ブッ倒れそうにお腹がすいている事情を話せば必ず何らかの手を差し伸べてくれると思います。

見知らぬところで一銭もなくてもラブラブ思考の実践者なら、きっと一切れのパンを得ることが出来ると確信しています。





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Last updated  2013.03.05 23:31:35
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