今が生死

今が生死

2013.04.20
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カテゴリ: 政治
最後まで渋っていたカナダも遂に日本がTPPに参加するのを認めるとして11カ国全てが認めて7月頃からは日本も交渉の席に着くことになる。

そもそも日本には何の益もない貿易協定だが、外務省を通じてアメリカから執拗に交渉参加を迫られていた案件で、アメリカのために入ったというのが実情だと思う。自動車に対する関税がなくなるので日本は安い車を売ることが出来ると喜んでいる向きもあるようだが、アメリカやカナダは期間限定で自国の自動車産業を守るために関税を残存させろと強く主張している。

農産物については外国から安い農産物がどっと入ってくるので日本農業は太刀打ちできなくて消滅していく。農地は荒れ放題になるか、外国企業等に買収されて大きな工場に変身するかもしれない。農地がなくなれば洪水をまともに受けて被害は甚大になる。政府は総産物にかける関税は自動車にかける関税を受け入れるから、おあいこで関税を認めてもらおうとしているが、期間限定で数年間は日本の農業が守れたとしても、その後は外国産農産物で日本が覆われることになる。

医療については混合診療解禁で、歯医者さんでインプラントや金歯、セラミックスは保険は効かなくて自費になっているように、混合診療解禁で、この手術には保険は効きませんと莫大な金を要求されるようになると思う。いま国民健康保険制度があり、全国民がその保険料を払っているが、その保険料が高いとの声が高まっている。そこへアメリカの保険会社が乗り込んできて、国民健康保険より安い保険料で高度の保険診療をしてもらえるとなれば、国民健康保険を止めてそのアメリカの保険に入る人が増えると思う。皆保険精度崩壊である。

日本にとって、何もいいことのない協定だが、親友から「どうしても入ってくれ」と言われて断れなくて明らかに不利な交渉に参加しなければならなくなった。日本の行く末が心配である。

個個の事項についてはまだ交渉の余地はあるかもしれないが、本協定の基本精神はすべての関税の撤廃である。日本の経済や農業、国民皆保険制度などが崩壊するかもしれない。付き合い上アメリカの方を向かなければならないこともあるかもしれないが、基本中の基本である日本国民の生活向上を目指して、政治を行ってもらいたいものである。





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Last updated  2013.04.20 21:03:46
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