今が生死

今が生死

2013.05.13
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カテゴリ: 先端技術
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学会場に向かう参加者達

医学会なのにロボット?? 驚かれる方も多いと思われるが、今回の学会では春馬会長の破天荒な構想で高橋智隆さんのロボットの話が学会の特別講演1に組み込まれたのだ。ある時春馬さんがテレビを見ていて高橋さんが自分でロボットを組み立てるのをみて感動し、自分がいつか会長になったら高橋さんの特別講演を組み込むのだの夢を持つようになり、この度長年の夢を実現させたとのことである。

高橋さんは京大工学部卒で、現在ロボ・ガレージ代表取締役、東大先端研特任准教授をしているが、ロボットを自分ひとりで木を削り色を塗って制作しているとのことである。この間10万円位で売り出したロボットの実演をしてくれたが、座ってといえば座るし、歌ってといえば歌うしすごい性能を持っていた。それをドライバー1本で各自で組み立てるのだがもうすでに10万台売れたという。

ロボットというと掃除をさせるとか介護をさせるとか人間の手先として奴隷みたいな役割をするものとの認識をしている人がいるが、高橋さんはそれは違うと言っていた。友達として人間社会に加わってくるもので、テレビをつけてとか掃除をしてくれなどと頼む場合でも一方的にさせるのではなく、友達付き合いの中でしてもらう関係でないと長続きしないし、ロボットの進歩もないと言っていた。

ロボット技術では日本は世界の最先端を走っている。あと15年もすると日本人ほとんどがロボットを持っている時代が来るだろうと予想していた。それにはロボットを奴隷と考えるのではなく友達と考える思考法が普及している必要があると述べていた。

動画で見せてくれたが彼が手作りしたロボットを囲んで子供たちが色々話しかけて楽しそうに会話しているのをみて、彼の言う15年後のロボット共存社会は本当に来るかも知れないと思えた。





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Last updated  2013.05.13 22:44:55
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