今が生死

今が生死

2013.08.24
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カテゴリ: 教育
今朝出勤時のラジオでパキスタンの少女が国連演説した時のニュースを再放送していたので聞いた。既に何回か聞いたニュースだが重要なことなので本欄で取り上げることにした。ニュースの大要は以下の通りである。

「差別されている女子への教育を訴え、タリバンに頭を銃撃されたパキスタンの10代の少女マララ・ユスフザイさんが、けがと闘って健康を取り戻した。彼女は全ての子供は教育を受ける権利があるという信念を持ち続け、今や、そのメッセージを国連に伝えるという形でテロリストに挑んでいる。
16歳の誕生日に国連での演説に立ったマララ・ユスフザイさんは「彼らは銃弾で私たちを沈黙させようとしましたが、それは失敗しました。弱さや恐怖や絶望は死に、強さと力と勇気が生まれたのです」と述べ、(世界の)指導者たちに女性と子供の権利を擁護するよう求めた。そして女の子にも男の子にも学校へ行く機会を均等に与えてほしいと強く訴えた。」

日本では男女平等、機会均等で、男も女も同じように教育を受ける権利がありますが、パキスタンでは女子は学校へ行くことさえできません。マララ・ユスフザイさんはその不合理をブログに書いて訴えました。それを知ったタリバンに銃撃されましたが奇跡的に助かって国連演説するまでになりましたが、その演説には鮮烈な信念が貫かれていると思いました。

女の子には教育を受けさせないとはとんでもないことです。男も女も貧乏人も金持ちも、全ての人は教育を受ける権利があり、それは誰人も妨げることはできないと思います。

日本にいるとそれは当たり前のことですが、世界にはパキスタンだけでなく、多くの国で子供たちが均等に教育を受ける機会を奪われています。

マララ・ユスフザイさんの勇気ある発言に感動し、世界中の子供たちが平等に教育を受けられるように努力し、応援していかなくてはと思いました。

ところで教育は重要だと言いますが、ただそれを受ければいいというものではなく、その内容こそ重要だと思います。教育には国語、社会、算数などの教科教育もありますが、それ以上に重要なのが人生の指針教育だと思います。

自分や家族、生まれた国を愛し、尊び、守ることは重要ですが、それと同じ位に周りの全ての他人、全ての国の人達を大事に思い尊重することが大切です。地域性や主義主張、宗教などにとらわれないで何が最も大切かという教育を世界中で行ってもらいたいと思っています。私は「自分と他人」「ラブラブ思考で世界は変る」という本を書きましたが、自分と同じように他人や他国人を心の底から大事にする思想、これが最も大切だと思っています。教育の最重要目標はそこになければならないと思っています。





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Last updated  2013.08.24 19:39:01
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