今が生死

今が生死

2013.10.14
XML
カテゴリ: 政治
本日は体育の日で祝日であり、休日である。祝日というのは国民にとって大切な記念日であり、国を挙げてともどもにお祝いしまようという日で、官庁や学校を休みにして祝う日である。

いつの頃からか祝日よりも休日が重視され記念日があったらそれは月曜日に持ってきて、連休になるようになった。それは国会議員が決めたことで、連休にしたほうが旅行する人も増え、経済効果も大きいとして導入された。

その結果、連休はあり難いが国民の祝日としての意義は薄れ、何の日だか分からないが続けて休めてありがたいと思っている人もいる。何はともあれ、連休できるので多くの人は喜んでいるかもしれない。でも私は反対である。記念日の意義が薄れてしまうからである。例えば今日は東京オリンピックの開会式が行われた10月10日の代わりに14日の月曜日を記念日として休日にしたものである。10月10日がその日なのに、連休にするために簡単に月曜日に移してしまい、その日の意義は薄れてしまっている。

経済効果が上がるとのことだが本当に上がったのかそれ以前と比べて検証してもらいたい。私は記念日は記念日として祝い、休みが飛び飛びになっても人生にメリハリがつき、人間がしっかりすると思っている。

連休にしたほうがいいに決まっていると国会議員の先生方は考えたのだとおもうが、それで困っているところも一杯ある。流通や郵便配達、24時間運転の機械を使っている昼夜交代業務の方々、中小企業、自営業など連休になると困ることが多い。体の調子が悪い人も休みが続くと困り、金曜日や土曜日の外来がいつもより混んでまともに診察してもらえないこともある。

旅行者が増えるから経済効果とのことだが、交通渋滞やサービス低下を産み出し、連休でないウイークデーはがらがらという状況で年間通じての収入は却って減ってしまったという旅館もある。

国会議員の先生方には祝日とは何かということをもう一度しっかり考えてもらいたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.10.14 12:41:38
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: