今が生死

今が生死

2017.12.20
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カテゴリ: 読書

オバマ少年の父親は少年が 2 歳の時少年とその母親をハワイに残して家出して、ケニアに戻って再婚して、 5 人の男の子と一人の女の子の父親になっていた。ケニアで交通事故に遭いリハビリのためにハワイの少年の祖父母の家に 1 か月お世話になることになった。

実の父親が来たとの連絡があり学校の先生が早引きさせてくれたが会いたくなくて足取りは囚人が引かれていくように重く、アパートのエレベーターに乗っても行き先を中々押せなかった。会っても殆ど話をしなかった。頭の中に自分達を捨てた人間というイメージがあったからかもしれないが、いくら血がつながっていても急に親しみはわかないものだろうと思った。

わが国でも最近子供が生まれてすぐ離婚して子供が母親だけに育てられている家庭がふえている。後に子供の前にその父親が現れて「君の実の父親だよ」と言ってもオバマ少年と同じような反応をすると思う。「それがなんですか?!」いくら血がつながっていても自分を育て遊んでくれなかった人は他人と同じである。離婚のいきさつによっては単なる他人以上に嫌で憎たらしい存在だと思う。

父親と思うのは遺伝子によってではなく、自分をかわいがってくれたか否かで決まる。血のつながりはなくてもよく面倒見てくれればそれがその人の父親だと思う。






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Last updated  2017.12.21 22:49:28
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