今が生死

今が生死

2018.07.01
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カテゴリ: 健康
昨日の夜東京で会合があったので浪人時代東京の上高田で同じ下宿長屋に住んでいた友人と渋谷のヒカリエで会ってきた。彼は10年前からパーキンソン病を患っていたがその頃から心臓も悪くて何回も心不全になり、救急車で4回も運ばれたとのことで、昨年入院中に電話で話した時には心不全で呼吸も苦しくて酸素吸入中とのことだった。
退院も難しいと思っていたが、今年になって「元気になったので東京に来る時があったら寄って下さい」との連絡を頂いた。それで昨日渋谷の忠犬八公前で会う約束をしたが、車いすか何かで来ると思っていたら車いすどころかスタスタ歩いて現れて毎日4-5千歩位歩いており9000歩くらい大丈夫とのことだった。
毎日介護施設に通ってリハビリを受けており、毎週木曜日はボランティア活動と決めて花壇の手入れや草取りやアロエ植えなどをしているとのことだった。パーキンソン病の進行程度や心臓病の悪化状況から元気になったといってもやっと生きている状況かと思ったらあまりの元気さに心底驚いた。ハチ公前からヒカリエビルまでスタスタ歩いて案内してくれて11階の喫茶店でコーヒーをご馳走してくれた。
今73歳だがまだまだやることは沢山ある。環境にやさしく燃費節約になるガソリンを浄化する製品であるエコネスト販売の関東エリア代理店の代表にも就任したとしてエコネストの見本も頂戴した。
元気の秘密はどこにあるのか聞いてみた。朝は早く起きて必ず運動をしている。睡眠をきちんととり、食事はたべすぎに気をつけて腹八分目にしている。また人生の目的が明確でなかったら健康も意味がないのでボランテア活動とか環境浄化活動をして少しでも社会に役立とうとしているとのことだった。
パーキンソン病になると字が小さくくちゃくちゃした字になってしまうのでリハビリとして意識して字をきちんと書く練習をしてワープロでなく自筆で書き上げたかなり厚い自叙伝を渡してくれた。非常にきれいな字で心から感心した。心臓にはペースメーカーを入れてもらいパーキンソン病の薬も飲んで医療にはお世話になっているがそれに頼り切るのではなく、自分で健康を守るために努力している姿は病気を抱えている人たちのよいお手本だと思った。彼と別れた後、新宿の京王プラザで北海道大学生時代にお世話になった方々と会って楽しいひと時を過ごすことが出来て大変有意義な一日だった。





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Last updated  2018.07.01 14:43:05
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