今が生死

今が生死

2019.09.06
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カテゴリ: 健康
高血圧の管理で2か月に一回くらい通院している87才の男性患者さんがいる。いつも色々な話をしていくが、昨日は敬老の会でいつも元気一杯の様子なので健康の秘訣について話をしてくれと頼まれて話をしてきたのでその内容を教えてくれた。
同級生もしくは同じくらいの年齢の仲間はもうほとんど死んでしまったか生きていてもよぼよぼで今にも死にそうな生きるしかばねである。それなのに自分は背筋もピンと伸びているし、畑で野菜を作っている。周りを見回しても同じ年齢で元気に畑をしている人はいない。その違いはどこにあるか?死んでしまった人やよぼよぼの仲間と話をすると、大体がどこが悪いあそこが悪いなどと病気の話ばかりで前向きの話がない。自分は散歩を日課にして生き甲斐ある生活している。畑仕事も楽しいし村の寄り合いにも出ている。病院にも行くがそこでは医者と馬鹿話して帰って来る。友人の多くは医者の一言で悪い方に考えて落ち込んで帰って来る。病院に行って却って病気を重くしている。自分は医者が何を言おうが自分の言いたいことだけ言って帰って来るので健康になったような気になって帰宅するとのことだった。27年前草の根選挙で思いもかけない人が知事に当選した時、選挙の応援をしていたが神に願をかけるとき、18歳から毎日100本の煙草を吸っていたが60歳できっぱり煙草を止めて選挙運動に猛進し遂に当選を勝ち取ったが、たばこを止めたことも健康につながっていると思うと話していた。レントゲンをとると立派な肺気腫の所見はあるが、60才で止めているのでそれ以上の進行はない。1日100本(5箱)をその後も続けていたらもうとっくに死んでいたに違いない。
元気でいられるのは生き甲斐があるからだと話していたが、生き甲斐があっても早く死ぬ人もおり元々の運命とか体質的なものもあり、そればかりで元気で長命になるとは言いきれないが、楽しみとか家族とか社会のために生きると言う生き甲斐は健康の源になってきたと思った。どんな関係で草の根知事を応援したのかしらないが山梨県政に関心を持ちそのために貢献したことも生き甲斐だったと思われ、体質、素質もあるかも知れないが生き甲斐が健康の源というのは本当なのかもしれないと思った。





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Last updated  2019.09.06 14:02:44
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