今が生死

今が生死

2020.04.11
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カテゴリ: 健康


最近フレイルという言葉をよく聞く。別に新しいことではなく、老衰の一歩手前のことでそれに名前をつけただけのことである。要介護一歩手前と言ってもよいと思うが今まではその状態を通過点として要介護や老衰になっていくのが自然の成り行きと考えられていたがその状態を分岐点にして心掛け次第では健康な状態に戻れることもある時期として最近クローズアップされているのである。
75歳を過ぎればほとんどの人が体力の衰えを感じ、握力がなくなり、歩く速度も遅くなり、片づけ仕事などをしても中々進まず、よたよたしてつまずいて倒れそうになる。いよいよ自分も衰えて要介護になり数年のうちに死ぬのだろうなと思う。これがフレイルで止む負えないことだとあきらめていたのだが「諦めるのはまだ早い、努力によっては健康に戻れるかもしれない」と言い出した人達がいるのである。嘘か本当か分からないがそのままだったら確実に要介護になり老衰になる。騙されたと思ってフレイル脱出法を試してみたらどうだろうか?!その方法とは①第一に体を動かすことである。散歩や体操などでとにかく体を動かすことである。フレイルになると気力がなくなるので家の中でゴロゴロ寝転んでいることが多い。そうしていればどんどん要介護に近づいていく。②動かなければ食欲もわかないので栄養不足になる。体を動かして食欲をつけて栄養のあるものをバリバリ食べることが必要だ。タンパク質(大豆製品、肉、魚等)、酵素やビタミンを沢山含んでいる新鮮な野菜や果物、エレルギー源となる糖質や脂肪などをバランスよく食べることが重要だ。➂気持ちの持ち方が重要だ。現役を引退してボランティア活動などをしていても体の衰えを感じてそれらの活動からも身を引く状態になり、いよいよ自分も役立たずでお迎えが来るのを待つだけだと思えばフレイル脱出は夢のまた夢になってしまう。死ぬまでは現役なのだと思うことが大切だ。フィリッピンでは大体50歳位が定年でその後は子供から食事や金をもらって暮らすが、仕事をしなくなったら途端に病気になったり認知症になってしまうとの事である。仕事がなくなっても趣味活動や奉仕活動などはある。今まで趣味の無かった人は何らかの趣味を見つけて没頭すべきである。何かに夢中になれば健康年齢は若くなるものである。①②➂の中で私は➂が一番重要だと思っている。残り少なくなった気力を振り絞って何かに挑戦してフレイルを跳ね飛ばしてもらいたいと思う。





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Last updated  2020.04.11 18:37:27
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