今が生死

今が生死

2020.07.04
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カテゴリ: 健康
レモンの花が散った後に小さなレモンの実がついていました。
昨日新型コロナに対する専門家会議が発展的に分科会に移行して18人のメンバーが発表された。専門家会議からは8人が移行しその会議の副座長だった尾身茂氏が分科会会長に就任した。今度の分科会には医学者だけでなく経済学者、連合の副事務局長、鳥取県知事、読売新聞常務等、経済界、労働界、地方自治体、マスコミなどからも参加してもらっている。西村担当大臣は「感染拡大防止と社会経済活動の両立の在り方やワクチン開発後の接種の順番など社会生活上の諸問題についても協議して頂く」と述べている。
文化連情報7月号に山形大学准教授の中西淑美さんがコロナ感染関連の3つの病気について述べている。一つは「病気感染」二つ目はそれに対する「不安と言う病気」三つめは「感染者などを差別する病気」があるとのことだった。「不安」については個人の性格や社会環境によって異なり、ある人は感染の恐怖で連日眠れないほど不安に駆られているが、ある人は情報をしっかり分析評価して全然恐怖感のない人もいる。今度の分科会では ​​​正確な情報を発信して人々に不安を与えないようにしてもらいたいと思う。「差別」については医療従事者は感染の可能性が高いとしてその子供は保育園で「バイキン」として差別されたケースもあり、感染者およびその周りの人を差別する心の病気の蔓延を防がなければならないと述べている。「我々が出来ることは人を責めることではなく、人を尊重し、事前の予防的認識を共有し、感染発生時の問題の処理方法について可能な範囲で具体的に立案し、取り入れていくことである。身体への感染は防げなくても不安や差別の伝染は防ぐことが出来る」と述べている。新しい分科会が発足したのを機に身体へのウイルス感染のことだけでなく不安や差別の伝染拡大防止を皆で心掛けていく必要があると考える。​





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Last updated  2020.07.04 22:40:31
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