今が生死

今が生死

2021.03.23
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カテゴリ: 健康
コロナワクチンは供給が十分ではなく接種時期は不確実だがいずれにしてもいつか打たなければならない。その注意説明書は事前に配布されるが詳しく読んできてくれる被接種者は少ないのでここに要点を書いておく。
アストラゼニカ社のワクチンが日本国内でも生産が始まったとのことだが、ここでは最初に出回っているファイザー社のワクチンについて説明する。
ワクチンの正式な名前はコミナティ筋注である。原材はRNAと脂質成分を混合したものでそれに白糖、ナトリウム、カリウムなどを添加したものである。これをー90~ー60度で保存、運搬し使用直前に生理的食塩水1.8mlで希釈しそこから注射器で0.3mlずつ吸い取って上腕三角筋内に筋注する。1.8÷0.3=6で6人分取れるはずだが吸い取る時のロスがあり、6人目は0.3mlないことがあり、5人分を常として残りは捨ててしまわなければならないが特殊の注射器だと6人分取れる。
予防接種が受けられない人は他の一般的予防接種と同様に発熱している(37.5度以上)人はダメである。他に重篤な急性疾患にかかっていることが明かな者、本剤の成分に対し重度の過敏症の既往のあるもの、その他医師の判断で予防注射不適と判断されたものは打つことが出来ない。妊婦や授乳婦については予防接種の有益性が危険性を上回ると判断させる場合のみ接種する。
接種に伴い副反応が現れることがあるので注意する。副反応には局所の疼痛、腫脹、発赤、紅斑、頭痛、下痢、関節痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱などがある。頻度は疼痛が84.3%で最も多く、続いて疲労感(62.9%)、頭痛(55.1%)が続いている。
3週間後に2回目を接種するが、初回接種でショックやアナフラキシーが認められた人は2回目は行わない。アナフラキシーショックとは強いアレルギー反応で血圧の低下や意識障害を引き起こす状態でエピペン(アドレナリン)注射が必要になる。
ワクチンの有効率は臨床試験で約95%とされているが副作用で苦しんだり命を落とすようなことがあったら元も子もないので接種を受けるか否かは慎重に判断してもらいたい。





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Last updated  2021.03.23 15:28:32
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