今が生死

今が生死

2021.04.27
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カテゴリ: 健康


各地域の高齢者や医療機関職員などに対するワクチン接種が始まった。副反応を極力抑えたりその後の対応などについてレジメが作られているのでそれを紹介しながら、いくつか注釈を加えさせて頂く。
まず厳密な問診が必要である。最初に説明書を読んでもらい予診票にテェックしていただく。予診票の内容は初めてですか2回目ですかとか、説明書を読んで効果や副反応などについて理解しましたかなどの質問がある。
説明書には1回目と2回目の間隔は3週間、一回目と2回目は同じ会社のワクチン
ワクチンで十分な免疫が出来るのは2回目の接種を受けてから7日程度経ってから以降。発症予防効果は95%と報告されている。
副反応は注射部の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱、等があり、まれにショックやアナフィラキシーという重大な副反応がおきることがある。
アナフィラキシーとは、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下など急激な全身状態の悪化で殆どはアドレナリンの注射で改善する。
予防接種で健康被害が生じた場合は救済制度があり、市町村に申請して下さい。
今回接種するワクチンはファイザー社製m-RNAで添加物としてポリエチレングリコール、塩化カリ、リン酸二水素ナトリウム、塩化ナトリウムその他が含まれているがアレルギーに関係するのはポリエチレングリコールではないかといわれている。ポリエチレングリコールは医薬品やヘアケア商品、スキンケア商品、洗剤など様々な用途に使われているもので飲んだり、食べたり、体に塗ったりする分には悪影響は起こさない。
接種を受けた後15分以上接種を受けた場所で休憩し、異常があったら医師に連絡する。注射した部は清潔に保ち、当日の入浴は良いが注射部はこすらないようにする。当日の激しい運動や仕事は控える。
妊娠中、授乳中の女性は接種は可能だが婦人科医に相談してからの方が良い。

その他問診票には何らかの病気に罹って治療しているか、最近一カ月以内に病気に罹ったり熱が出たりしたか、当日体に具合の悪いところはないか、けいれんやひきつけを起こしたことはないか、薬や食品などで重いアレルギーを起こしたことはないか、これまでに予防接種を受けて具合の悪くなったことはないか、2週間以内に他の予防接種を受けたことはないかなどの質問項目がある。

これらの質問項目に対する返答をみて医師が接種OK又はNoを判断する訳ですがたとえば痙攣やひきつけがあっても今回の注射に関係ないと判断したらOKで、基礎疾患があっても現在健康状態ならOKで、全身状態が悪い場合にはNoにします。直前に体温を測りますがその時37.5度以上あったらその日の接種は見合わせて頂きます。その他不明なことがありましたら会場には必ず医師がいますので相談して下さい。





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Last updated  2021.04.27 14:45:41
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