今が生死

今が生死

2021.09.06
XML
カテゴリ: 健康
メディカル・トリビューン紙(9/2号)にオックスフォード大学の人達がアストラゼニカのワクチンを打った後ファイザーのワクチンを打ったら抗体濃度はファイザー2回より高く ファイザーワクチンを打った後にアストロゼニカワクチンを打ったものは有意差は出なかったが抗体値は高かったと報告した。
つまりアストロゼニカとファイザーの組み合わせはファイザーやアストロゼニカ単独より抗体値が上がり、特に先にアストラゼニカをうち2回目にファイザーを打った群では統計学的に有意にファイザー単独より抗体値が上がっていた。
違う種類のワクチンを打ったからと言って特別な有害事象は認められなかったとのことである。
ワクチンは全体的にまだ不足しておりアストラゼニカ製はあるがファイザーは不足しているという地域もある。ファイザーとアストラゼニカを組み合わせても有効性に変わりなく却って効果が増すかもしれないと言う研究結果はワクチン不足を少し緩和する朗報と思われる。
メディカル・トリビューン紙には他にデルタ株に対するワクチン効果は1回接種での有効性は極めて低いが2回接種ではファイザーは有効率88%、アストラゼニカ67%で2回打てばデルタ株に対してもかなり有効であることが示された。
ワクチン接種完了したにもかかわらず再度コロナに感染した症例(ブレークスルー感染)についてはカタールでの研究報告が示された。カタールでの研究成果は重症化及び死亡の発生はワクチン終了者48例(10.5%)に対しワクチン未接種者121例(25.5%)で明らかにワクチン終了者の方が重症者率が少なかった。これらのデーターを参考にして国はワクチン計画を立ててもらいたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.09.06 17:38:01
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: