今が生死

今が生死

2022.01.19
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カテゴリ: 付き合い


1月14日にお亡くなりになった開業医のI先生の自宅に17日にお伺いしてお顔を拝見し昨日18日にお通夜に参列し本日告別式に参列してきた。
17日に死に顔を拝見した時は其の色つやが生前と全く変わっていないのに驚いたが、お通夜と告別式に参列してまた驚いた。コロナ渦なのに寒風吹きすさぶ会場に参列者が溢れていて、花輪の数は数百に及ぶと思われ今までに見たこともないお葬式であった。恐らく現職の知事さんや大臣、どこかの会社の社長さんがお亡くなりになってもこのように盛大なお葬式にはならないと思った。お葬式が盛大ならご立派な生涯という事ではないと思うが交友関係が極めて広かったのだなと思った。
盛大なお葬式をみて私は17日に拝見した世にも稀なる死に顔を思い出し、それとこの類まれな葬式と関係あるのかなと思った。あの死に顔を見ているので死んだとはとても思えず生きているように思えてならなかった。生きていて参列者一人一人に挨拶しているのではないかと思った。
今までは生と死には明確な境界があって、生きている人と死人は全く違うと思っていたが、I先生の場合は境界が感じられなかった。死んでいるようで生きている。生きているようで死んでいる。不思議な感覚だった。恐らく、いや間違いなく死んでいるのだと思うが生きてもいるのではないかという感覚もある。
参列した方々もそれ程深刻な顔をした人はおらず私と同じような感覚を持ったのではないかと思った。今後もお付き合いさせて頂こうと思った。





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Last updated  2022.01.19 22:45:22
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Re:生と死の間を感じて(01/19)  
かんぼう さん
1月14日にお亡くなりになった開業医のI先生の自宅に17日にお伺いしてお顔を拝見し昨日18日にお通夜に参列し本日告別式に参列してきた。
コロナ渦なのに寒風吹きすさぶ会場に参列者が溢れていて、花輪の数は数百に及ぶと思われ今までに見たこともないお葬式であった。恐らく現職の知事さんや大臣、どこかの会社の社長さんがお亡くなりになってもこのように盛大なお葬式にはならないと思った。
💛まずお悔やみを申し上げます。何方様も死は避けて通れないです。
コロナ禍で標識を破る3密の葬式にまず驚きました。亡くなった医師は望んでいたことでしょうか。家族にも疑問が残りますが大きなお世話ですね。全て自己責任ですから。
この医師は皆に慕われた患者に寄り添う仕事をされた素晴らしい生きざまが推察されます。人の為に尽くすに徹した姿は患者の心に深く残っているのでしょうね。名医だと思います。
仏法では3ぜの永遠の生命論に立ち生も仏、死も仏と説いています。
この生命論に立ったときに成仏の境涯です。先に述べた通りです。
人の為に尽くす人生の尊さを貴方のブログから読み取り取り学ばせて頂きました。合掌 (2022.01.20 09:32:01)

生も仏、死も仏  
楽天星no1  さん
かんぼうさんへ

「仏法では3世の永遠の生命論に立ち生も仏、死も仏と説いています」

仏法から見ると生きていても仏、死んでも仏とのことですね。その観点からみると今回私が感じたようなことは当たり前のことですね。
でも通念としては死んだ人を仏になったなどと言っていますが仏法の見方からは間違った使い方ですね。
(2022.01.20 16:01:37)

Re:生と死の間を感じて(01/19)  
moto,jc  さん
こんばんは
随分顔の広い方だったのですね たくさんの方に集まって頂き喜ばれておられるのでは無いでしょうか? (2022.01.20 16:12:20)

交流範囲が広い人  
楽天星no1  さん
moto,jcさんへ

[随分顔の広い方だったのですね]

そこに参列した人はあの大学や、あの高校、あの中学や小学校、あの幼稚園からも花輪が届いており、幼稚園から大学まで皆知りあいではないかと驚いたと思います。
ちょっとした知り合いだけだと花輪まで出さないと思いますのでそれだけ深く知り合っていたのだと思います。付き合いが長い人が多かったのだと思います。


(2022.01.20 19:03:32)

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